東京都では4人に1人が「壁に穴をあけて何かを取り付ける」DIYを選択。ほかにも壁に関する希望が上位。どんなDIYをしたいの?
2014年3月に「借主負担型DIY住宅」という新契約形態ができ、床や壁の張り替えがOKの賃貸住宅は退去時の原状回復義務がなくなりました。最近は、仲間とパーティー感覚でリノベーションを楽しむ「リノベパーティ(リノパ)」に流行の兆しが。賃貸でも自分らしい住まいに変えたい!と考える人が多いのでしょう。
今回は、東京都の賃貸住宅に暮らしている人に「お家でDIYができるならやりたいことは?」と聞いてみました。
DIYでやってみたいことの1位になったのは「壁に穴をあけて何かを取り付ける」。全体の約4分の1の人が希望しており、薄型テレビや時計、絵など壁に付けたいものを具体的にあげる人が多くいました。2位は約5人に1人が選んだ「壁紙を張り替える」。家の中でも大きな面積を占める壁は、色や素材が変わるだけで、家全体の雰囲気を変えることができます。天井や床の張り替えは大がかりになりそうですが、壁紙なら一人でも、または家族や仲間と集まっても楽しくDIYができそう。3位は「壁に棚をつくる」が選ばれています。棚は収納スペースとしてはもちろん、趣味のものや写真、絵、花などを飾る場所としても楽しめますね。
DIYで変えたいことの上位3位はすべて壁に関することでした。フックを取り付けたり、棚を付けたり、色や素材を変えたり、どれも自分でできそうなのにできない、既存の賃貸住宅のルールに満足しきれていない人の多さがうかがえます。
既存の賃貸住宅でも、大家さんに相談するとDIYが可能な物件も。そんな物件を見つけたら、家族や友だちと一緒にリノベパーティをしてみるのも楽しいですね。ちなみに、DIY可の賃貸物件はSUUMOでも探すことができます。
【調査実施時期】2014年10月28日~2014年10月29日
【調査対象者】東京都にて賃貸住宅に住んでいる20~59歳までの男性128名・女性182名
【調査方法】マクロミル インターネット調査
【有効回答数】310
※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください
文/田方みき イラスト/tokico