六本木エリア勤務の人はどこに住んでいる?~二人暮らし編~

六本木エリア勤務の人はどこに住んでいる?~二人暮らし編~

二人暮らしを決めたなら、初めての共同作業といえるのが「住まい探し」です。夫婦やカップル、友人・きょうだいなど、相手はさまざまですが、仲良く過ごすためにも、意見をかわしながら楽しく家探しをしたいもの。家探しの際に、ひとつの指標となるのは「お互いの勤務地」なのではないでしょうか。実際に六本木エリアに勤務する二人暮らしの人は、どんな路線・どんな街で暮らしているのか、家賃や選ぶときに重視した項目、周辺のお気に入りスポットなどを聞いてみました。

そもそも六本木エリアってどんなところ?

大人が楽しめる「国際的な流行発信基地」として変貌

2004年「六本木ヒルズ」、2007年「東京ミッドタウン」、2016年に「六本木グランドタワー」が完成するなど、常にニュースを発信し続ける六本木エリア。エリア内にはさまざまな路線が乗り入れていて、東京メトロ日比谷線や都営大江戸線の「六本木駅」を中心に、少し歩いたところに東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」、千代田線「乃木坂駅」などがあり、都内のあらゆる方面から向かうことができるエリアです。

このエリアは、以前から華やかな夜の街として知られていましたが、再開発が進んだことで、大人が一日中楽しめる街として成熟しつつあります。「国立新美術館」や「サントリーホール」などもあるほか、憩いの場所となる公園・美しい並木などもあり、都会的でありながら、どこかホッとできる空間があるのも特徴です。大使館も多いため外国人も多く、本場の味を味わえる本格的な飲食店なども多数あり、グルメを楽しめる街な側面もあります。

路線図

Q1 六本木エリア勤務で二人暮らしの人は何線沿線に住んでいる?

東急田園都市線や小田急線、東急東横線、東京メトロ東西線が上位に

東急田園都市線や小田急線、東急東横線、東京メトロ東西線が上位に

まずは六本木エリアに勤務し二人暮らしをしている人に、現在暮らしている沿線を聞いてみたところ、東急田園都市線が最も多く7.8%、次いで小田急線、東急東横線、東京メトロ東西線が同率で6.8%という結果に。5位には、新宿や銀座・新橋など東京の主要タウンを結ぶ都営大江戸線と丸ノ内線が5.8%でランクインしました。

ちなみに、現在の住まいの最寄駅を聞いたところ、葛西や東陽町、大塚、元住吉、日吉、京王稲田堤、浦和美園などの駅名が挙がっていました。日吉や元住吉を走る東急目黒線、浦和美園を走る埼玉高速鉄道は、東京メトロ南北線と相互乗り入れを行っているため、六本木へ乗り換えなしでアクセスできます。また、始発駅もしくはその隣駅なので、座って通勤することも可能なのかもしれませんね。六本木勤務の一人暮らしの人と比較すると、比較的広範囲から「落ち着いた住環境」を選んでいるのが分かります。

結婚したし、落ち着いて住める環境がいいね

Q2 六本木エリア勤務で二人暮らしの人の通勤時間は?

60分以内が最多。70分、80分とやや長めの傾向に

60分以内が最多。70分、80分とやや長めの傾向に

気になる通勤の所要時間ですが、1位が60分以内で27.2%、2位 40分以内で25.2%、3位 50分以内が18.4%と続きます。40~60分程度かけて通勤している人が7割強という結果ですが、これは他のエリアと比べても、やや長い傾向に。4位は少し短い30分以内が12.6%ですが、5位にはさらに長い70分以内・80分以内が同率4.9%でランクインしています。

このような結果となる理由には「始発駅」というキーワードがあるかもしれません。例えば、先に挙がっていた埼玉高速鉄道の浦和美園駅から東京メトロ南北線の六本木一丁目駅までは、直通列車で50分ほどかかります。通勤時間はかかっても確実に座って通いたいと考えて選択している人もいるかもしれませんね。六本木勤務の二人暮らしの人は、「快適な通勤生活」も視野に入れて部屋探しをしているようです。

Q3 六本木エリア勤務で二人暮らしの人は最寄駅から徒歩何分の家に住んでいる?

駅徒歩5分以内が最多で、なんと3割超に!

駅徒歩5分以内が最多で、なんと3割超に!

現在、住んでいる路線や通勤時間が分かったところで、駅から自宅までの所要時間を聞いてみました。すると5分以内が最多で33%になり、なんと3人に1人が選んでいることに。2位には10分以内が24.3%、3位には7分以内が16.5%という結果が続いています。とにもかくにも駅からの所要時間は短く、特に10分以内を死守したい人が多いよう。

4位には15分以内が14.6%、5位には20分以内が4.9%ほどいますが、あわせても2割程度と少数派。通勤時間が他のエリアより長い傾向にある分、駅から家までの距離は近くないと!と譲れない人が多いのかもしれません。

Q4 六本木エリア勤務で二人暮らしの人はどれぐらいの家賃の家に住んでいる?

12万円〜13万円未満が最多。比較的ゆとりあり?

12万円〜13万円未満が最多。比較的ゆとりあり?

それでは、最も気になる二人暮らしの家賃についてチェックしていきましょう。1位に選ばれたのは12万円~13万円未満で13.6%と、他エリア勤務の二人暮らしと比較して、やや高い結果に。

2位は8万円~9万円未満と11万円〜12万未満が同率11.7%でランクイン。4位には7万円~8万円未満、9万円~10万円未満が同率10.7%と続きます。

ランキングで上位に選ばれていた東急田園都市線、小田急線、東急東横線などは、住みたい街ランキング2016の路線別ランキングでも上位10位に入る人気路線。このエリアで駅徒歩10分以内の家に住もうとなると、必然的に家賃は高めとなるのかも。悩ましいところではありますが、「家賃はどのくらいまで負担できるか」というのは、二人できちんと話し合いたいですね。

Q5 六本木エリア勤務で二人暮らしの人はどんな間取りの家に住んでいる?決め手は?

コンパクトな1LDKがもっとも人気!

コンパクトな1LDKがもっとも人気!

家賃が分かったところで、気になるのが間取りです。他のエリアより少し高めな家賃を払っている人が多い傾向にあるようですが、みなさんどのような間取りで暮らしているのでしょうか。1位は、なんと1LDKで31.1%という結果となり、意外にも「コンパクトタイプ」の部屋が好まれているよう。寝室と食事をする部屋がきちんと区別されていれば、二人暮らしでも問題ないと考えているようですね。

次いで、2LDKが28.2%、2DKが15.5%と、二人暮らしの王道の間取りが続きます。4位は3LDKで6.8%、5位は1DKで5.8%となっており、「コンパクトに暮らしたい人」「広さ重視の人」それぞれ考え方に合った部屋を選んでいるようです。同居する相手と、生活スタイルをイメージしながら自分たちが住む間取りを考えてみてもいいかもしれないですね。

「コンパクトに暮らしたい人」「広さ重視の人」それぞれ考え方に合った部屋を選んでいる

Q6 六本木エリア勤務で二人暮らしの人がその街(駅)を選んだ決め手は?

決め手になったのは「交通利便性」と「生活利便性」

決め手になったのは「交通利便性」と「生活利便性」

次に、六本木エリア勤務の人が、今の街(駅)を選ぶ際に重視した項目を聞いてみました。なんと、52.4%もの人が「交通利便性」を決め手に今の家を選んだようです。コメントを見てみましょう。

  • 東急田園都市線 宮崎台:都内へ出やすい(26歳・女性)
  • 東急東横線 都立大学:日比谷線への乗り換えがしやすく、各駅停車でも苦にならない距離(33歳・女性)
  • 東急大井町線 中延:夫婦それぞれの職場まで30分圏内(30歳・女性)
  • 小田急線 梅ヶ丘:新宿などに出るのに便利。駅から近い(33歳・女性)
  • 東京メトロ東西線 葛西:駅まで近く、会社へのアクセスも良い(35歳・男性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 方南町:丸ノ内線、京王線が使える。丸ノ内線は始発(27歳・女性)
  • 東京メトロ日比谷線 六本木:電車、バスなど複数ある(40歳・女性)
  • 埼玉高速鉄道 鳩ヶ谷:始発電車があるため(26歳・女性)
  • 都営大江戸線 国立競技場:徒歩10分で行ける駅が多く、さまざまな線に対応している(33歳・女性)
  • 京王線 稲田堤:特急停車駅のため都心へのアクセスがいい(30歳・女性)
  • JR中央線 武蔵小金井:中央線で都心まで出やすい(36歳・男性)
それぞれの職場まで30分圏内でおさめたいな
2位には、買い物や飲食店などが充実した「生活利便性」が31.1%と続きます。

  • 東急田園都市線 あざみ野:買い物をする場所が多い(39歳・女性)
  • 都営大江戸線 国立競技場:スーパーがある。ごはんを食べるところも多い(33歳・男性)
  • JR山手線 大塚:徒歩で池袋まで行けて、何でもそろうから(33歳・男性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 後楽園:24hスーパー、コンビニ、銭湯が徒歩圏にある(39歳・女性)
  • 西武池袋線 ひばりが丘:姉家族が近くに住んでいるので(35歳・女性)

3位は「街の雰囲気がいい」で、24.3%。具体的にはどのような雰囲気に引かれたのか、コメントをみてみましょう。

  • 東急大井町線 中延:下町っぽい雰囲気がいい(30歳・女性)
  • 京王線 幡ヶ谷:田舎ではなく、都会過ぎずのちょうどよい感じ(38歳・女性)
  • 東京メトロ有楽町線 地下鉄赤塚:商店街がありアットホーム(28歳・女性)
  • 東急東横線 日吉:慶應大学の近くなので、にぎやか(32歳・男性)
  • 都営浅草線 浅草:飲み屋などお店が豊富(32歳・女性)
  • 東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線) 竹ノ塚:ある程度自然があるから(33歳・男性)

4位には「知人・家族が近くに住んでいる」が14.6%でランクイン。確かに、近くに知人や家族がいると何かと安心ですよね。

  • 小田急線 梅ヶ丘:小田急線で実家に帰りやすい(33歳・女性)
  • 東急田園都市線 駒沢大学:父母の家から10分(28歳・女性)
  • 東急東横線 自由が丘:実家が近い(39歳・男性)

5位に「自然が豊か」を挙げる人も6.8%ほどいます。こうしてみると、やはり緑や自然に癒やされたいという人も一定数いることがうかがえますね。

  • 東京メトロ有楽町線 地下鉄赤塚:公園が多い(28歳・女性)
  • 都営大江戸線 国立競技場:新宿御苑や明治神宮、代々木公園が近い(33歳・男性)
  • JR中央線 武蔵小金井:小金井公園が近い(36歳・男性)

カレー屋さんからお総菜、サウナまで。ご近所のお気に入りスポットは?

それでは、六本木エリアに勤務している二人暮らしの人に、現在、自分が暮らしている街の「お気に入りスポット」とその理由を聞いてみました。

  • 東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線) 曳舟:向島百花園。季節ごとにいろいろな花を楽しむことができる(30歳・女性)
  • 東京メトロ東西線 葛西:カレー屋さん。インド人が経営する本格的なインドカレー屋さんが多い(35歳・男性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 方南町:おしゃれなお店も、八百屋さんなど親近感が感じるお店もそろっている(27歳・女性)
  • JR山手線 大塚:サンシャイン水族館。小さな子どもがいて、年間パスで頻繁に遊びに行けるから(33歳・男性)
  • 東京メトロ東西線 西葛西:江戸川区自然公園。無料で入場できるわりには、多数の動物が展示されていて、ふれ合うこともできるから(40歳・女性)
  • 京王線 京王よみうりランド:丘の湯温泉。温泉の種類が多く楽しい。特に薬膳スチームサウナが最高。そのために通うほど好きです(31歳・女性)
  • 東急東横線 元住吉:飲食店が多く、仕事帰りの夕飯に困らない!(28歳・女性)
  • 小田急線 狛江:多摩川。幅広い年齢の人が、多様な事をしていて、都内を忘れさせる和やかな雰囲気(34歳・女性)
商店街が充実していて仕事帰りの夕飯も楽チン!

Q7 六本木エリア勤務で二人暮らしの人が家探しをするときに候補に入れていた街(駅)は?

最後に住まい探しをするときに住みたいと候補に入れていた駅と、断念した理由を聞いてみました。複数の路線や駅の物件を比較することで、大事にしたいこと、あきらめることなどが明確になるようです。

  • 京王線 京王稲田堤:吉祥寺、登戸、調布と悩んだ。吉祥寺は、商店街もあり街が活気的だが、条件にあう物件がなかった。登戸は、職場へのアクセスは良いが、夫の職場へのアクセスが悪くなるため断念。調布は、以前調布市に住んでいたこともあるが、条件にあう物件がないのであきらめた(30歳・女性)
  • 東武東上線 志木:氷川台。妻の職場が遠くなるから(40歳・男性)
  • 東急東横線 元住吉:武蔵小杉。吉祥寺や武蔵小杉はとても人気なうえ、買い物や飲み歩きに困らないと思っていたが、いざ住むとなると家賃が高く、かつあまりいい条件の物件がなかったので断念した(28歳・女性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 新中野:多摩センター。実家があるから住みたいと思ったが都内まで遠いため断念した(27歳・女性)
  • 小田急線 登戸:清澄白河もいいなと思った。現行の通勤電車がとても混んでおり、半蔵門線清澄白河方面からだと比較的空いているため(25歳・女性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 東高円寺:駒込、中野坂上、町屋。利便性が良く街の雰囲気も良かったが、家賃が高かったりスーパーが近くになかったりちょうど良い物件がなく、今の家が平均的に良かったのとタイミングが良かったので決めてしまった(34歳・女性)
  • 京王線 京王よみうりランド: 調布、笹塚、仙川も候補に入れた。京王沿線で新宿までの利便性が良い駅。お店や駅前が充実している。普段から買い物等でよく利用するので住みたい気持ちがあった(31歳・女性)
  • 東急田園都市線 梶が谷:二子新地、宮崎台、宮前平、大倉山。いずれも通勤にかかる時間が同じくらいで、駅前にスーパーがあるなど生活利便性も同じような感じだったから(30歳・女性)
  • 東京メトロ南北線 市ヶ谷:四谷三丁目が魅力的だった。丸正があって買い物が便利だが、空いてる部屋がなかった(40歳・女性)
  • 東京メトロ東西線 西葛西:妙典。妙典駅近辺は家賃が手ごろかつ、東西線の始発がでるから(40歳・男性)

六本木エリア勤務の人たちは、生活環境なども考え、都心部から隣県まで、比較的広い範囲で住まい探しをしていることが分かりました。二人暮らしでは、ターミナル駅に限らずとも、お互いが通勤しやすい「楽ちんエリア」があるはず。複数の路線が利用できる六本木エリア勤務だと、こうしたエリアを見つけやすいのがひとつのメリットかもしれません。お互いのライフスタイルも考慮にいれつつ、二人だけの「楽ちんエリア」をぜひ見つけてくださいね。

取材・文:嘉屋 恭子 イラストレーション:杉崎 アチャ
公開日 2017年03月27日
最終更新日 2017年04月19日
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