有効採光面積

有効採光面積(ユウコウサイコウメンセキ)の意味・解説

有効採光面積とは、居室内等の採光を確保するため、自然光を取り入れるのに有効な面積のこと。建築基準法では、住宅の居室の場合、開口部の有効採光面積は「床面積の7分の1以上」なければならないと規定されている。つまり、開口部の面積がこの7分の1未満である場合、そのスペースは、「居室」とは認められず、「納戸」や「フリールーム」、「サービスルーム」といった扱いになる。
■有効採光面積の計算方法
開口部の有効採光面積=「開口部の面積×採光補正係数」
※居室に開口部が複数ある場合はそれぞれ計算し、その合計値となる。「採光補正係数」は、光の入りやすさを示す「採光関係比率」に、各用途地域の実情を加味して計算した数値のこと

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