トイレ用手すり

トイレ用手すり(トイレヨウテスリ)の意味・解説

トイレ用手すりとは、工事を伴わずに簡易に設置できる手すりのこと。下肢の麻痺、筋力の低下、痛みや平衡機能障害のある高齢者や障がい者等の立ち座りや排せつ姿勢の保持を助けるもので、住宅改修で手すりの設置ができない借家などで使用する。
タイプとしては、便器を囲んで固定するものや、金具をトイレの壁に突っ張り固定するものなどがある。いずれもレンタル福祉用具やレンタル介護予防福祉用具の対象となる。
ちなみに、簡易設置タイプの手すりは短いものが多く、手すりをつかんだまま立ち上がると、バランスを崩してしまうケースがある。そのため、便座からの立ち上がりやその後の歩行の安全性を確保するために、通常の手すりの設置を合わせて検討するとよい。

トイレ用手すりの画像
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