伝統的建造物群保存地区

伝統的建造物群保存地区(デントウテキケンゾウブツグンホゾンチク)の意味・解説

伝統的建造物群保存地区とは、城下町、宿場町、門前町など、全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存を図ることを目的に選定された地区のこと。
1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正により発足し、市区町村は保存条例に基づき保存計画を定めて国に申し出し、価値が高いと判断した地区は重要伝統的建造物群保存地区に選定される。
この地区内での市町村による保存・活用の取り組みに対し、文化庁や都道府県教育委員会は指導・助言を行い、市町村が行う修理・修景事業、防災設備の設置事業、案内板の設置事業等に対する補助や、税制優遇措置を設ける等の支援を行っている。
現在(2018年8月17日時点)、98市町村で118地区(合計面積約3924.9ha)の重要伝統的建造物群保存地区があり、約28000件の伝統的建造物及び環境物件が選定され保護されている。

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