第2種歴史的風土保存地区

第2種歴史的風土保存地区(ダイニシュレキシテキフウドホゾンチク)の意味・解説

第2種歴史的風土保存地区とは、飛鳥時代の遺跡等の歴史的遺産を保存するために、奈良県明日香村内に指定されている地区のことです。明日香村全域を2つに区分して定めており、一方が第1種歴史的風土保存地区、もう一方が第2種歴史的風土保存地区です。
歴史的風土の保存上、特に重要な部分といえる高松塚古墳、石舞台古墳などの周辺地区が第1種歴史的風土保存地区で指定されており、その他の地区は第2種に指定されています。
どちらの地区内においても、建築物等の建築、土地形質の変更、木竹の伐採、建築物等の色彩の変更、屋外広告物の表示・掲出などが規制されているため、建築物の新築や宅地の造成等を行う場合は、原則として、府県知事の許可を受けなければいけません。

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