スタイロフォーム

スタイロフォームの意味・解説

スタイロフォームとは、ポリスチレン樹脂を主原料とする発泡体の断熱材で、鉄筋コンクリート構造の打ち込みや外張り断熱工法に適している。
熱を伝えにくい特長をもっているので、温度を一定に保ち、冷暖房のエネルギー消費を抑える効果がある。
完全密閉状態の気泡でできているので、水中に長時間つけても表面に水分が付着するだけで、吸水量はわずかで、膨潤したり、軟化、変形、変質することがない。
また、水の重さの約1/30と軽量でありながら、圧縮力にすぐれ、きわめて丈夫なため、集合住宅などの断熱構造の床スラブなどにも使用できる。適度な硬さをもっているため加工もしやすく、きわめて経済的な省力化工法ができる。

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