シルバーハウジングの意味・解説
シルバーハウジングとは、1987年（昭和62年）に制度化された「シルバーハウジング・プロジェクト」によって供給される高齢者向け賃貸住宅のこと。高齢者等の生活特性に配慮し、建物には手すりの設置や段差を抑えたバリアフリー設計・設備・仕様・構造を備え、トイレ・浴室をはじめ、緊急通報システムの設置や10～30世帯に1人の割合で高齢者に対する処遇に習熟した生活援助員（LSA：ライフサポートアドバイザー）による日常生活支援サービス（安否の確認、緊急時の対応、一時的な家事援助）などが提供される。
原則として60歳以上の単身世帯、あるいは夫婦いずれかが60歳以上の世帯、また、障害者単身世帯、あるいは障害者と配偶者からなる世帯が対象となる。
利用料は、年間所得により、1万円～10万円程度と幅広く設定されている。
また、基本的には、食事や入浴、排泄などが自立してできる方を対象とし、介護サービスの提供はない。
シニア・介護
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