白色申告

白色申告(シロイロシンコク)の意味・解説

白色申告とは、確定申告における一般的な申告方法です。給与所得者が住宅ローン控除や医療控除などを受けるために確定申告を行うときは、白色申告で行います。

自営業者など事業所得者の場合は、申告の方法として、「青色申告」という方法を選択することもできます。青色申告は、1年間に生じた所得金額を正しく計算するために、一定水準の帳簿への記帳を行い、その記帳に基づいた正しい申告をする人を優遇する申告制度です。青色申告の場合、申告時に提出する所得関係の書類を「正規の簿記の原則」によって作成するなどの条件を満たすと課税所得から最高65万円(帳簿を備えた簡易な記帳の場合等は最高10万円)の控除が受けられます。
白色申告にはこのような特典はありませんが、簡易な記録(簡易簿記で可)で申告ができ、申告時の提出書類も少なくて済みます。ただし、白色申告でも帳簿や領収書類などの書類を最低5年間(一部の書類は7年間)保管しておく義務があります。

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