JASの特定建材

JASの特定建材(ジャスノトクテイケンザイ)の意味・解説

JASの特定建材とは、建築基準法では、シックハウス規制における「特定建材」が指定されているが、このうち日本農林規格(JAS)による木質建材をさす。
主なものとして以下の7つがあげられる。
(1)合板(広く薄くはいだ木材の単板を接着剤を使って張り合わせたもの、プライウッドともいう)
(2)複合フローリング(縦継ぎした単層フローリング等を除く)
(3)構造用パネル(コアの両面に単板を張ったパネルで、床・壁・天井などの躯体構造部に用いられる)
(4)集成材(挽き板を繊維方向を互いに平行にして、集成・接着したもの)
(5)単板積層材(単板を繊維方向を平行にして張り合わせたもので、LVLと呼ばれている。主に柱や梁などの軸材料に用いられる)
(6)MDF(木材繊維を圧縮成型したファイバーボードの1種で、中質繊維板ともいう)
(7)パーティクルボード(木材の削片や破片を加熱形成したつくられた板のこと、チップボードともいう)。

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