住宅付置制度(ジュウタクフチセイド)の意味・解説
住宅付置制度とは、オフィス街が多い東京の都心区などの一部自治体で、定住人口の確保などを目指し、良質な住宅供給と良好な住環境の整備を図るために実施している制度です。制度名は、自治体によって異なります。
住宅付置制度の内容は、所定の地域で、一定規模以上のオフィスビル等の建設・開発を行う事業者に対し、開発に合わせて一定戸数以上の集合住宅などを建設することを義務付けるというものです。ただし、具体的な内容については自治体によって異なります。例えば、住宅の整備に限定せず、事業者と自治体、該当地域の住民による協議等を経て、地域の住環境の向上に貢献する整備を行う制度にしている自治体も見られます。
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