ローン借入費用

ローン借入費用(ローンカリイレヒヨウ)の意味・解説

ローン借入費用とは、住宅ローンを借りる際に必要な費用のこと。具体的には以下の費用がある。

(1)ローン事務手数料
借入額にかかわらず3万円から10万円程度の金額を支払う「定額型」と借入額の1%から2%程度を支払う「定率型」があり、一般的に定率型のほうがローン金利は低く設定されている。なお、事務手数料には消費税がかかる。

(2)印紙税
ローン契約書(金銭消費貸借契約書)に貼付する形で納める税金。借入額によって税額が異なる(例:借入額が1000万円超え5000万円以下の場合は2万円)。

(3)保証料
ローン返済の保証をする会社(保証会社)に支払う費用で、借入時に一括して数十万円を支払うタイプと、ローン金利に0.2%程度を上乗せするタイプがある。なお、【フラット35】など保証料不要のローンもある

(4)登録免許税等
所有権の登記と同時に行う、金融機関による抵当権設定登記にかかる税金で「借入額×0.4%」が税額となる。住宅の特例税率は、「借入額×0.1 %」(2022年3月31日までの登記に適用)
また、登記を行う司法書士への報酬も必要。

(5)適合証明手数料(【フラット35】)
購入物件(建物)が融資基準を満たしているか審査する際の手数料(物件によっては不要なケースもある)。

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