認知症老人徘徊感知機器

認知症老人徘徊感知機器(ニンチショウロウジンハイカイカンチキキ)の意味・解説

認知症老人徘徊感知機器とは、認知症の老人が屋外へ出ようとしたとき、ベッドや布団等から離れようとしたとき、屋内のある地点を通過したとき等、センサーでそれを感知して家族、隣人等に通報する福祉用具(機器・システム)のこと。
レンタル福祉用具やレンタル介護予防福祉用具の対象となるが、ベッドなどから離れたときに感知して知らせるタイプの機器についても給付対象となる。赤外線センサーや重量センサーを用いたもの、お守りのように利用者の身に小型発信機を付けるものなど、さまざまなタイプがある。そのなかで、徘徊感知器の発信部と報知器部分を無線でつなぐタイプは、機種や建物の構造によって有効距離が異なるので、まずそれを確認する必要がある。

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