値付けとは、売主が商品の価格を決めること。不動産の場合は、デベロッパーなどの不動産会社が、分譲マンションの各住戸や、分譲一戸建ての販売価格を設定することをいいます。
マンションの各住戸の値付けは、中間階の中住戸を標準的な住戸として選び、その住戸の分譲価格を基準価格として最初に決め、階数や位置、向き、広さなど住戸の条件によりプラス・マイナスしながら他の住戸の販売価格を決めていく方法が一般的です。例えば、リビングの向きは南向きが一番高く付けられ、その後は「東→西→北」の順になるケースが多く、階数は上階ほど高く付けられる傾向があります。
一戸建ての場合は、建物や土地の面積のほか、道路付けや地形なども値付けに影響します。