まれに発生する自然現象

まれに発生する自然現象(マレニハッセイスルシゼンゲンショウ)の意味・解説

まれに発生する自然現象とは、数十年間に1回程度、発生すると考えられる台風・豪雨・豪雪・地震などの自然現象のことです。類語である「きわめてまれに発生する自然現象」は、数百年の間に1回程度、発生すると考えられてる自然現象のことです。
これらの言葉は、住宅性能表示制度の住宅品確法において、建築物の性能を説明する際に用いられています。例えば、住宅の耐震性(耐震等級)に関しては「耐震等級1において、まれに(数十年に一度程度)発生する地震力に対して損傷を生じないし、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震力に対して倒壊しない住宅をいう」と用いられています。耐風性(耐風等級)に関しては、「等級2では、きわめてまれに(500年に一度程度)発生する暴風による力の1.2倍の力に対して倒壊や崩壊等せず、まれに(50年に一度程度)発生する暴風による力の1.2倍の力に対して損傷を生じない程度」と示しています。

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