構造設計の原則

構造設計の原則(コウゾウセッケイノゲンソク)の意味・解説

構造設計の原則とは、建築基準法では、住宅などの建築物の構造を設計する際に配慮しなければならないとして定められている事項。
(1)用途・規模・構造の種別や土地の状況に応じて柱や梁、床、壁などを有効に配置し、建築物全体が受ける荷重や外力に対して、一様に構造耐力上安全なものにすること。
(2)建築物に作用する水平力(地震・強風による揺れや衝撃)に耐えられるよう、構造耐力上主要な部分(柱・梁・床・壁等)を釣り合いよく配置すること。
(3)生活する上で支障になるような変形や振動が生じないように、構造耐力上主要な部分に剛性を持たせると同時に、瞬間的に破壊しないよう靱性も持たせること。

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