高度利用推進区制度

高度利用推進区制度(コウドリヨウスイシンチクセイド)の意味・解説

高度利用推進区制度とは、土地区画整理事業の事業計画地の一部に高層住宅を建設し、地区内の地権者等のうち希望者が高層住宅に換地(申出換地)できるという制度。高層住宅の建設により、その周囲にまとまった広さの空地が設けられるなど、合理的かつ健全な高度利用が実現可能となる。高層住宅を建設するエリアを「高度利用推進区」といい、当地区内の土地を所有している人が、申出換地しない場合は地区外へ移転することになる。
なお、高度利用推進区として定められるのは、都市計画で「高度利用地区」、「都市再生特別地区」、「特定地区計画等区域」に決定されたエリアであることが条件となる。当制度は2002年(平成14年)6月に施行された土地区画整理法の改正で創設された。

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