仮使用承認制度

仮使用承認制度(カリシヨウショウニンセイド)の意味・解説

仮使用承認制度とは、工事中の建物の仮使用を一定の状況のもとで認める制度です。なお、平成27年6月施行の改正建築基準法により、当制度の名称は「仮使用認定制度」に変更となっています。

学校や病院、共同住宅などの特殊建築物等の新築、増改築、大規模修繕等で、避難施設や消火設備の工事を含む場合は、火災の防止のため、原則として工事完了時の検査を受け「検査済証」が交付されるまで、建物を使用することができません。

ただし、特定行政庁、建築主事または指定確認検査機関に「仮使用認定」を申請して、防火や避難の支障がなく安全に使用できると認められた場合は使用ができます。これを仮使用認定制度といいます。

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