下屋

下屋(ゲヤ)の意味・解説

下屋とは、母屋(おもや)から差し出してつくられた屋根のことで、「さしかけ」や「さしかね屋根」とよばれることもあります。
下屋は、主に縁側や玄関ポーチ、物置場などの収納などに利用されるケースが多く見られます。下屋があるメリットは、屋根があるので直接雨に当たらないため、洗濯物の干場や自転車置き場などに利用できる点です。また、屋根の角度によっては夏の暑い日差しを室内に入れない効果も得られます。デメリットは、総二階の家と比べると、屋根が1つ増えるので建築工事費が高くなる点です。さらに、屋根が増える分外壁との接合部分も増えるため、接合部分から雨漏りが発生する可能性があります。
建物構造や地域により、屋根下にある空間のことや、2階建ての建物で2階部分よりはみ出した平屋部分のことを「下屋」と呼ぶ場合もあります。

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