ポーチの床面積への不算入

ポーチの床面積への不算入(ボーチノユカメンセキヘノフサンニュウ)の意味・解説

「ポーチの床面積への不算入」とは、建物の規模を制限する「容積率」の算出方法に関する規定です。“ポーチ”は、建物の玄関口などで、壁から突き出た庇(ひさし)のある入り口空間のことです。“容積率”は、延べ面積の敷地面積に対する割合のことで、建築物は所定の容積率以下の規模で建てることが義務付けられています。

(玄関)ポーチ部分の面積は、原則として容積率を計算する際の床面積には算入されません。これを「ポーチの床面積への不算入」といいます。ただし、ポーチを屋内的な用途で使用する場合は床面積に算入します。

ここでいう「屋内的な用途」とは、居住、執務、作業、集会、物品の保管または格納などとされていて、自動車車庫や自転車置き場も屋内的用途とされています。

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