ハイ免震

ハイ免震(ハイメンシン)の意味・解説

ハイ免震とは、復元材や支承材という免震装置により建物を地盤と絶縁し、その上に建物全体を支える架台を置く免震構造のことです。主な装置は、ベアリングを内蔵した免震装置を核とし、地震時の住宅の揺れをいち早く減衰させるオイルダンパ-と、地震によって住宅の位置ズレが発生した場合に元に戻す電動モーター式の復元装置で構成されています。
震度2クラスの小地震から免震効果を発揮するのが最大の特徴で、震度7の地震なら震度4程度に低減する効果があるといわれています。
一般的な免震工法は、地面を深く掘削して免震装置の設置スペースを確保するため、基礎工事の費用が割高となりがちです。しかし、ハイ免震の場合、一戸建てだけでなく、2・3階建てのアパートなどもローコストで免震することが可能となります。

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