ハンス・J・ウェグナー

ハンス・J・ウェグナーの意味・解説

ハンス・J・ウェグナー(1914年~ 2007年)とは、20世紀の北欧デザイン界を代表する、デンマークの家具デザイナーです。椅子のデザインを追求し、生涯で500種類以上をデザインしており、ニューヨーク近代美術館をはじめ多くの美術館で永久コレクションとして保管・収蔵されています。
デンマークとドイツの国境の町、トゥナーに生まれ、17歳で家具職人の資格を取得しました。20歳のときコペンハーゲンに移り、コペンハーゲン美術工芸学校で学び、その後デザイナーとしての活動を開始しました。1943年にデザイン事務所を開設し、中国の明朝時代の椅子に影響を受けた「FH-4283(チャイニーズチェア)」をデザイン、続いて「PP-550(ピーコックチェア)」「CH24(Yチェア)」などを発表・生産しています。ちなみに、「Yチェア」は世界で最も売れた椅子のひとつと言われています。

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