防火シャッター

防火シャッター(ボウカシャッター)の意味・解説

防火シャッターとは、防火性能を有するシャッターのことです。性能に応じて「特定防火設備」「防火設備」として認定されます。主な設置場所は、外壁開口部で延焼のおそれがある部分には「防火設備」が、防火区画で面積区画をする部分と、その他建築基準法で規定された区画については「特定防火設備」が用いられます。
操作方式は、電動式と手動式があります。電動式の場合、火災時には煙(熱)感知器の信号を受けて自動閉鎖するか、手動閉鎖装置の非常ボタンを強く押すことで自重降下します。手動式の場合、シャッターは常時開放状態で、火災時のみ閉鎖することを基準としている製品が多いです。
安全性を高めるために、閉鎖中に座板が障害物に当たるとシャッターが停止し、火災時閉鎖の場合は停止後再度閉鎖する障害物検知装置(危険防止装置)が備えられた製品もあります。

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