防火間仕切り

防火間仕切り(ボウカマジキリ)の意味・解説

防火間仕切りとは、火災時に延焼防止を必要とする建築物に対し、建築基準法で設置が義務付けられている間仕切り壁のことです。「防火上主要な間仕切り壁」とも表現されています。
設置が求められる建築物は、学校、病院、診療所、ホテル、旅館、下宿、寄宿舎および児童福祉施設、マーケットなどで、設置が求められる範囲は建築物の種類により異なります。なお、「防火上主要な間仕切り壁」は主要構造部となるため、耐火建築物の場合には耐火構造とすることが求められます。
ちなみに、平成26年(2014年)6月に改正された建築基準法において、従来と較べると「防火上主要な間仕切り壁」としなければならない部分を、少なくすることが可能という告示がされました。

ページトップへ戻る