ウォーターハンマー

ウォーターハンマーの意味・解説

ウォーターハンマーとは、家庭内の水栓を止めた際に管内から「ゴン」「カン」「コン」といった衝撃音を発生させる現象のこと。水流停止時に「ハンマー」で打ちつけたような音を発することからこう呼ばれている。
これは、水やお湯を急停止したことにより、運動エネルギーが圧力エネルギーに変換され、管内の圧力が急上昇することにより「過大圧力波」(衝撃波)が発生し、配管を通じて上記の音として伝播される。マンションの近隣住戸や一戸建ての場合でも道を隔てた家にもその音が達するとも言われており、音などのトラブルの原因にもなっている。
また、長期間放置しつづけると、その衝撃による配管等に損傷を与え、漏水などのリスクも出てくる。

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