一人工

一人工(イチニンク)の意味・解説

一人工とは、住宅の新築やリフォーム工事について、大工(職)や塗装工(職)などの一人の専門職が、「1日がかりで完了する作業量」のこと。「いちにんく」と読む。
一人工当たりの価格(日当の目安)を1単位として、例えば「○○工事=単価2万円(一人工)×二人工=4万円」というように、見積書や内訳明細書に記載されることが多い。なお、工事の種類や地域によって一人工当たりの単価は異なる。複数の会社から見積もりをとった場合などは、各工事の人件費を比較する上で参考になる数字と言える。
また、工程管理においても、上記の「一人工2万円×二人工」の場合、2名投下して1日で仕上げるか、1名投下して2日間で仕上げてもらうかなどオペレーション設計に多用される概念である。

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