家族が欲しくなる街 滋賀県野洲市

著: きょーちか 

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【野洲から見るびわ湖】

「滋賀県野洲市」

学生時代は埼玉にいた自分が、就職を機に住むことになったその地名を見たとき、「滋賀ってびわ湖以外に何かあるのか」、「野洲ってどこだ、なんて読むんだ」といった感想しかなかった(ちなみに野洲はヤスと読む)。

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そんな野洲に初めて訪れて、暮らし始めて、最初に気づいた野洲の良いところは「電車が便利で快適」というものだった。野洲は始発駅になることも多く、電車を選べば確実に座れる。しかも、琵琶湖線は乗り換え無しで京都や大阪まで約30分~50分で行ける。

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【京都・清水寺】

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【大阪・新世界】

この話をすると、「京都や大阪に近いのは野洲自体の良さじゃないでしょ」と言われるかもしれない。ごもっとも。ごもっともなことです。

だから、野洲に住み始めて3年が経った今、改めて「野洲の良さってなんだろう」と考えてみることにした。今回は自分の好きになった「野洲」という街で暮らす魅力ついて、春夏秋冬の流れにそって語ってみたい。

「春」 桜を見ながらBBQ

涼しい春は自然を満喫するのが一番だ。昨年は野洲川沿いで桜を見ながらBBQをした。

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野洲の人は至るところでBBQをしているイメージがある。確かに野洲はBBQができるところが多いように思う。

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野洲川というのはびわ湖へと続く長く大きな川なんだけれど、河川敷には色んな人が集まっている。釣り人やサッカー少年、吹奏楽団、ゲートボールする人、ランナー……。皆がそれぞれ好きな楽しみ方で春を満喫している。そんな河川敷の景色は幸せにあふれていて、「川のある街って良いよなぁ」と訪れる度に思う。

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「夏」 近江八幡で涼む

夏は東京や実家のある埼玉ほどじゃないけれど、やっぱりダルい。そんな季節はとなり街・近江八幡までママチャリで滑走して、八幡掘でのんびりと涼むのが気持ち良い(行き帰りで汗だくになったけど……)

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八幡堀には"たねや"というお店があって、ここの"つぶら餅"というお菓子がとびきりおいしい。

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このたこ焼きのようなフォルムのお菓子。外皮はパリッとしていて、中にはモチモチとしたお餅と程よい甘さのあんこが入っている。これをあずき茶と一緒にいただくのがこの上ない贅沢だ。

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和を感じるオシャレなお店でつぶら餅を食べていると、良い週末を過ごしているなぁと思える。

外が暑くてどうしようもないときは、野洲市立図書館に行くのもいい。この図書館のいいところは、一気に30冊借りられるところと、リクエスト申請書に希望の本を書き、無事申請が通ったら買ってもらうことができるところ。

自分の偏った趣味(Webライティングとか、ニートとか、システム開発とか)にも対応してくれる。野洲に住み始めてからは本を買うことがなくなったのに、読書量はスゴイ増えた。滋賀は県民一人あたりの図書貸出数が日本一と聞いたことがあるけれど、住んでみて「確かにな」と思った。本が好きな人にはピッタリな街かもしれない。

「秋」 涼しくなったらお出かけしよう

秋になりうだるような暑い日々も終わったことだし、外に出かけよう。野洲には関西最大の公園・希望が丘文化公園があって、トランポリンから巨大な滑り台、コテージ、BBQ場など、遊べるものはなんでもそろっている。

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広大な芝生には多くの家族がテントを張っていて、のんびりと自分たちの時間を過ごしている。バドミントンをしている親子を見て、家族っていいなぁと思った。

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公園に行くときは、西友の中にあるパン屋「サンエトワール」でパンを買って持っていくことが多い。スーパーにあるパン屋ってなんとなく微妙なイメージを勝手に持っているけれど、ここで売っている塩バターパンはとっても美味しい。

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ほとんど皮しかないような不思議なパンなんだけれど、たっぷりのバターが感じたこともないサクサク感を生み出している。

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パン屋に行って家族で好きなパンを選んだあと、公園に行ってのんびりする。何気ない生活だけどそれがとっても幸せだ。

野洲周辺はスーパーや惣菜を買えるお店が多いので、日々のお買い物も楽しい。近江牛のかね吉では、本格的なお惣菜が手ごろに買えるし、アルプラザ内の鮮魚たかぎでは新鮮なお魚が安く手に入るので、「あれ、滋賀って本当に海無し県なのかな?」と思ってしまう。

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日々の買い物が楽しいと、やっぱり毎日が楽しくなる。

「冬」 引きこもりつつも祭りで温まる

個人的には寒いのが苦手なので冬が嫌いだ。滋賀の冬って厳しいイメージがあったし、今でも関東に帰ると「滋賀って雪がすごいよね」と言われる。だけど、意外と野洲は年に2、3回くらいしか雪は降らなかった。

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そんな野洲の冬はとてつもなく寒いわけじゃないけれど、それでもやっぱり寒いことは寒いから、家に引きこもる機会が増える。だけど、昨年はじめて行った勝部神社の「火祭り」はなかなかおもしろかった。

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家から自転車を走らせて5分程の守山まで行くと、たくさんの若者たちが裸で巨大なワラを燃やし始めていた。

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寒かった境内が一瞬にして熱を帯び、凍てついていた肌が温まっていく。

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冬らしい良いお祭りで、「夏だけでなく、冬にも祭りがあるのって元気になるな」と思った。

あと冬は山がキレイだ。野洲からは四方八方に山が見えるんだけど、特に北西側に見えているびわ湖バレイがとってもキレイ。

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雪をかぶった山々の稜線は美しくて、冬も少しはいいことあるなって気持ちになった。

ショッピングが好きだったら竜王に行くのも良い。ここには関西最大級のアウトレットモールがあって、冬の時期は何かとセールをしていて安い。

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野洲駅からバスも出ているし、10kmくらいなので自分は自転車をこいで行っている。もちろん車で行けば一瞬。

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ショッピングモールといえば、フードコートが好きで、特にピエリ守山やイオンモール草津のが好きだ。家族がそれぞれ自分の好きな食べ物を買ってきて、1つのテーブルで一緒に食べる、そんな姿が好き。「それ一口ちょうだい」みたいなやり取りが微笑ましくて、「あぁ、家族がいる生活もステキだなぁ」と思った。

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自分はこうした身近な"子どもがいる幸せ"を日々見ている中で、少しずつ「子どものいる生活も、いいのかもな」と思えるようになっていった。だから、そうしてできた子どもは、予想の10000倍かわいかった。

野洲は家族に優しい街なだけでなく、"家族が欲しくなる街"でもあるのかもしれないと思った。

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今、自分は0歳の子どもの親になったけれど、野洲は小さい市にも関わらず子育て支援センターがたくさんある。支援センターでは毎日イベントをやっていて、妻は楽しそうに支援センターへ出かけていく。家族以外のコミュニティが家の外にあって、不安なときはスグに保育士さんとかに質問できる環境って、貴重だと思う。

「滋賀ってびわ湖以外に何があるの?」

地元に帰る度に、友だちに聞かれる。それは煽りにも似た口調で「びわ湖以外に何もないでしょ(笑)」という意味が込められていることも重々承知している。まあ、お決まりのやり取りだ。

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滋賀には、野洲には、びわ湖以外にも色々ある(むしろ実はびわ湖にはほとんど行かない)誰かに誇るほどではないけれど、自分の生活を充実させるのには十分の幸せがたくさんある。とっても気楽で、穏やかな生活だ。刺激が欲しかったら電車で大阪や京都にでも行けばいい。そしてたくさんの刺激を貰ったら野洲に帰ってのんびりするのが良い。野洲は自分の帰る場所だから。

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著者:きょーちか (id:KyoChika

きょーちか

旅好きの28歳ゆとり会社員。0歳児のパパ。旅行記を書き残すためにブログを開始。現在は家族3人の旅行記や、1人で行った出張日誌を中心に、のんびりブログを更新中。

ブログ:http://www.kyochika.com Twitter:http://twitter.com/KyoChika930