東京都港区にある田町駅は、JR山手線とJR京浜東北線の両方の停車駅であるため、東京都心や主要ターミナル駅へのアクセスが便利です。さらに、都営地下鉄三田線「三田」駅と隣接しており、都営三田線利用により目黒・日比谷・巣鴨・西高島平方面へもアクセス良好です。
田町駅には、三田口と芝浦口の2つの改札出口があり、それぞれに特徴があります。三田口方面は、日本電気本社が入居する「NECスーパータワー」をはじめとした、高層ビルが多く立ち並ぶエリアです。上質で落ち着きを感じられる「セレスティンホテル」も立地しており、ビジネスシーンだけでなく、地元の人たちの憩いの場としても利用されています。また「慶応義塾大学」など学校も多く、「慶応仲通り」には和洋中のさまざまな飲食店が並んでいます。さらに駅周辺には、「ハンガリー大使館」「イタリア大使館」など、諸外国の大使館が多いエリアです。一方、芝浦口方面は、街なかを運河が流れ、舟が行き交う風景も見られる情緒のある街並が魅力になっています。
三田口方面の駅近くには、「芝税務署」があり、確定申告などの手続きの際には便利です。また、芝浦口には「港区スポーツセンター」があり、温水プールやトレーニングパークなどに設備が充実しているため、多くの港区在住・在勤者に利用されています。さらに「児童みなと子育て応援プラザPokke」や、無線LANを完備した有料自習室「BIZTecトレーニングセンター」も田町駅から徒歩3分の場所にあります。
芝浦口では毎年７月に盆踊りが中心の「芝浦まつり」が行われるほか、毎年10月に開催される「芝浦運河まつり」では、運河の遊歩道に多数のフリーマーケットが集まり、運河クルーズも実施されています。一方三田口では、毎年7月中旬に「町ぐるみ三田納涼カーニバル」が開催されています。カーニバルの期間中は、ブラジルサンバチームのダンスやチアガール、マーチングバンドなどのパレードが行われ、田町駅周辺が多くの人でにぎわいます。
駅周辺は東京オリンピックが開催される2020年に合わせ、JR東日本が田町駅と品川駅の間に、新しい駅が設置されることが決定されました。また品川車両基地の見直しにより創出される大規模な用地で新しいまちづくりが進められる予定です。そのため、2020年のオリンピックイヤーに向けた新駅とまちづくりでますます注目を集めているエリアです。
