最高でセンスが合うと思っているこのお店の棚の何割かは、阿佐ヶ谷という街が作ったとも言えるのでは、と思い至る――。そう話すのは、読書家集団「Riverside Reading Club」のikmさん。通い続けている理想の街の古本屋「古書コンコ堂」を軸に、阿佐ヶ谷の街の…
OWVとして、大阪でも兵庫でもライブができるくらい大きなグループへ成長していきたい――。そう話すのは、4人組ボーイズグループ「OWV」のメンバー、中川勝就さん。地元・兵庫県の魅力や上京するまでの思い出、上京後変化した兵庫への思いについて伺いました。
それで、私がこれから書こうと思うのは、そんな丸亀の、たぶん普通に観光するだけでは見えてこない側面だ――。そう話すのは、ライター・批評家の谷頭和希さん。昨年11月から始めた香川県・丸亀市と東京との二拠点生活の中で、丸亀についての独自の視点での考…
僕の地元は人口が減ってしまっている地域だけど、これからダンス文化を盛り上げていきたいなと思います――。そう話すのは、4人組ボーイズグループ「OWV」のメンバー、佐野文哉さん。地元・山梨県の魅力や思い出、今後山梨でかなえたい夢についても伺いしまし…
この文章は、長い時間をかけて横浜という街が僕を通して書いている——。そう語るのは、小説家の 島口大樹さん。大学時代を過ごした横浜について、カメラのレンズを通して見えた世界を「一回性」という概念を軸に綴っていただきました。
「今日は阿倍野区のハシからハシまで歩きます」。そう宣言し、妻子と3人で阿倍野区の南端から北端まで歩いたのは、大阪市阿倍野区出身の編集者、藤本和剛さん。藤本一家の阿倍野区縦断にお邪魔しているような気分になれる記録を綴っていただきました。
新日本プロレスリングの11代目代表取締役社長に就任した棚橋弘至さん。岐阜県大垣市で過ごしていた中学時代。大学で学生プロレスにのめり込み、上京して新日本プロレスの門を叩きます。岐阜の野球少年だった棚橋選手がプロレスと出合い、上京し、トッププロ…
なんというか、町田での日常は愛おしい――。そう話すのは、ライターの吉玉サキさん。元夫と暮らしていた町田に住み続ける吉玉さんに、町田の魅力をご自身の経験とともに綴っていただきました。
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は「日本一ウザイ店」として有名な日暮里の中東料理店ザクロの店主アリさんとその娘であるアリサさんに、ザクロ…
このように色んな町の魅力に気づいた僕は、当初どうやって寺田町から抜け出そうかを考えていたのに、どうやって寺田町から出ずに快適に生きていけるかを考えるようになりました――。そう話すのは、R-1ぐらんぷり2023王者の田津原理音さん。11年間住み続けてい…
作詞家としてアイドルグループ、声優、テレビアニメ主題歌を手がけながら、2023年に上梓された『##NAME##』(河出書房新社)が第169回芥川龍之介賞候補作にノミネートされ、作家としても活躍されている児玉雨子さんに横浜駅周辺の思い出を書いていただきまし…
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は目白と池袋の間でブックギャラリーポポタムを営む、大林えり子さんにお話を伺いしました。
「忘れへんかったらいつか太陽が西から上るかもしらんから」。短歌を詠む人、歌人にこれまで暮らしてきた街についてエッセイと短歌で振り返っていただく新企画「歌人の住む街」。今回は大阪市西成区出身の谷じゃこさんに、エッセイと短歌を書き下ろしていた…
わたしは、手稲のたのしみ方を、帰省するたびに再発見していくことになりました――。そう話すのは、札幌市手稲区出身のつちやりささん。地元・手稲の楽しみ方について、地元愛溢れる目線で綴っていただきました。
観光客も学生も多いこの街、入ってくること出ていくことが多い街だからこそ、どこか常に宙ぶらりんな自分でさえもここにはいられるのかもしれない――。そう話すのは、京都市左京区で古物商を営むitouさん。よく訪れる飲食店のお話を中心に、左京区の魅力を綴…
私の見方が変わっただけで、高知の本質は何も変わっていない。生まれ育った場所は、どんな私も受け入れてくれていたのだ――。そう話すのは、高知県の魅力をSNSで発信する、編集者のかずさまりやさん。インスタマガジンを通じて改めて気づいた地元・高知の豊か…
鎌倉は、そんな人たちが住んでいる、適度に田舎で、いたってふつうの町なのだ。街というよりは「町」という漢字が似合う、そんな町――。 そう話すのは、「doyoubi」オーナーで編集者・ライターの瀬谷薫子さん。鎌倉の”暮らす町”としての側面を、丁寧に綴って…
自分のこれまでのことを振り返って、なぜ今の私が出来たのかという出発点や分岐点を思い出してみると、そこはいつも新宿だ――。そう話すのは、アートディレクター・デザイナーの宮崎希沙さん。高校生のときに予備校に通い始め、それからも人生の転機を連れて…
お金がなくて、欲しいものも十分には買えなくて、いつもなにかが不足している、井の頭公園で過ごした日々。きっと自分が思っているよりも、公園やここで過ごした日々のことを気に入っていたのかもしれない――。そう話すのは、編集・ライターのひらいめぐみさ…
文化人類学者で著書のエッセイ集『優しい地獄』が話題のイリナ・グリゴレさんに、現在暮らしている青森・弘前のお裾分け文化について執筆いただきました。
宮城が地元でよかった。これからもずっとそう思って過ごすと思っています――。そう話すのは、スパイス料理研究家でタレントの印度カリー子さん。6歳から18歳まで暮らし、「印度カリー子」としての活動を支えてくれた宮城県への思いを綴っていただきました。
自分のことを知っている空間があって、そこで安心して過ごせるというのは、なんというか、とても幸福なことなのだなと思う――。そう話すのは、イラストレーター、漫画家の中村一般さん。幼少期からなじみがあり、現在も近くに住んでいる地元・三軒茶屋が持つ…
大学時代に1年間過ごした石巻市で水産業や海に魅了され、フィッシャーマンズ・ジャパンに就職して石巻市に暮らす香川幹さん。大変な印象の強い水産業に入り込んでいく中で知った魅力や石巻のユニークな人々について紹介していただきました。
とにかく、阿久根には特筆すべき点が多すぎる――。そう話すのは、文筆家、映像作家、俳優の小川沙良さん。わざわざ行こうと思わなければ辿り着けない、地域の資源や文化が輝き、循環している田舎町である阿久根の魅力を、写真とともに綴っていただきました。
長らく赤羽で暮らし、深い赤羽愛をもつ漫画家の清野とおるさん。変化の激しい赤羽を前に、第2の赤羽、すなわち「スペアタウン」をつくっておこうと考えるようになりました。候補となった街での思い出や、スペアタウンの探し方など、清野さん独自の街への目線…
僕には多感な10代を、この街で過ごせたからこそ書けた曲が山ほどある。歌い続ける限り、僕にとっての桶川はあの頃と何も変わらない――。そう話すのは、GOING UNDER GROUNDのボーカルギターの松本素生さん。多感な10代を過ごし、楽曲にも大きな影響を与えた地…
中野の地下では、いつもしょうもない事件が起きている――。そう話すのは、ランジャタイの伊藤幸司さん。2016年まで暮らしていた中野について、伊藤さんが関わられてきた芸人仲間とのエピソードを交えながら綴っていただきました。
香川県で讃岐うどん屋を営む過程で育った、お笑いコンピ「ななまがり」の初瀬さん。香川に住んでいた年数を出てからの年数が超えてしまった今、記憶の扉を開き、香川での思い出やおすすめのお店を紹介していただきました。
今の場所に長く住んでいると人に言ったとき、「なんで越さないの?」と聞かれることがある。そんなときは「気に入っている」と答えながら、夜の静けさのことを思い出す――。そう話すのは、演劇の世界で劇作家として活躍する小野晃太朗さん。10年以上暮らして…
広島県福山市を拠点に住宅の設計・施工を行う「kitokito」の創設者大町知己さんは全国からオファーが届く現在も、瀬戸内エリアに軸足を置く建築家です。地元に対する愛着だけでなく、豊かな自然環境や腕ききの職人たちが多いことなど、さまざまな利点がある…
このお笑いはいろんな偶然が積み重なって生まれたものだが、僕らがきっかけで備中神楽を知ってくださる人が増えたのは、とても嬉しいことだ――。そう話すのは、岡山県高梁市出身のお笑いコンビ東京ホテイソン・ツッコミのたけるさん。芸風に取り入れるまでに…
無心でゴミ拾いを続けているうちに「自分は将来どうする気なんだろう」と自然と考えていました。そこでふと、「芸人」という夢を抱いていた高校時代を思い出したんです――。そう話すのは、お笑いコンビ、カベポスター・ボケ担当の永見大吾さん。芸人を志す自…
「やめる」でもなく「全て我慢する」でもない。苦手な事柄がある自分を否定せずに、「苦手だと思っていてもいいじゃないか」と自分を認めて受け入れてもいいのではないかという心境に至りました――。そう話すのは、元・モーニング娘。、テレビ東京アナウンサ…
地元・宮崎は「お母さん」のように温かい「帰る場所」――。そう話すのは、お笑いコンビ「いぬ」のお2人。愛する故郷・宮崎への愛と、「いぬ」結成までの宮崎での秘話を語っていただきました。
朝日町の好きなところの一つとして、高い建物がなく空がとても広く感じられるところがある。 広々とした視界の開けている町に暮らし始めたことで、自分自身の人生の視野も少しずつ広がってきているように感じている――。そう話すのは、「田舎で暮らしたい」と…
いま暮らしている松本について何かを書こうとすると、何も書けないような気がしてきてしまう。それはつまり自分の中でまだ続いている途中にある、ということなのだと思う――。そう話すのは、長野県松本市に暮らす、作家の星野文月さん。コロナ禍を機に移り住…
近年の軽井沢では限られた人だけではなく、さまざまな人がコンパクトな家を建てるケースも増えています。また、デュアルライフの拠点として長く滞在するなど従来とは異なるライフスタイルも生まれている模様。「軽井沢の森のなかにいると、五感が蘇ってくる…
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回はどうしても犬が飼いたくて調布市に中古の一軒家を買ったフリーのライター・編集者の藤原祥弘さんにお話を伺い…
僕は今、この町、郡上八幡がとても好きだ。もう少し詳しく言うと、この町にいるときの自分が好きなんだと思う――。 そう話すのは、ひょんなことから読み方もわからなかった岐阜県郡上八幡に移住した宮本雅就さん。街のために活動する中で気づいた、郡上の魅力…
こうしてあれこれ振り返るうちに、神泉周辺の地図が猛スピードで更新されていることにも改めて気付かされる――。そう話すのは、「肌蹴る光線」主宰の井戸沼紀美さん。東京で最も多く通った駅である「神泉」について、街の変遷や忘れられない光景を綴っていた…
「福島といえば本田くんだよね」とか「本田くんが観光大使だから福島に行こう」と思われるくらいの存在になりたい――。そう話すのは、4人組ボーイズグループ「OWV」のリーダー、本田康介さん。地元・福島県への思いや思い出の味、今後の展望について伺いまし…
後ろ向きな思考によってピースを抜かれたパズルの空白は、食生活の余白となり、その余白は西荻窪の小さな飲食店たちがいつのまにか埋めてくれていたのだ――。そう話すのは歌人の木下龍也さん。安定への怖れから始まった炊飯器と電子レンジを持たない生活が気…
漫画家になってよかったと思うことの一つは、自分の記憶の中に残っているこの千田町をいつでも復活させることができることだ――。そう話すのは、CMプランナー兼漫画家として活動するコンテくん。中高6年間の男子校生活を漫画で発信するコンテくんの通学路にま…
今年の春に上京し、最初に住む部屋を探すのに難航したお笑いコンビガクテンソクの奥田さん。対照的に相方のよじょうさんはすぐに国分寺に住むことに決めたそう。相方が気に入った街とはどのようなところか?よじょうさんへのインタビューと実地調査を交えて…
北海道出身の作家で俳人のせきしろさんによる故郷・道東の郷愁を辿るエッセイ
街が恋しいだけなら似たような安物件を探してまた引越して来れば良いのだが、やっぱり私はあの家が恋しい――。そう話すのは、漫画家、随筆家の小指さん。1階に埴輪を自作するおじいさんが住む、曙橋の通称「埴輪ハウス」で過ごした日々について綴っていただき…
世界中いろんな所に住んだり、旅をしたりして来たが、やはりホームである日本、そして「豊中」に勝るものはない――。そう話すのは、バレエダンサーとして活躍する大久保沙耶さん。長い海外生活を経る中で考えた「ホーム」の概念、自分にとってのホームについ…
福岡は、どうしても住みたくなるような魅力がたくさん詰まった街だ――。そう話すのは、音楽プロデューサーの松隈ケンタさん。夢破れて帰ってくる場所、という印象を払拭するため、全盛期で地元に帰ることを目標にしていた松隈さんが感じている、福岡の魅力を…
結婚を機に、縁もゆかりもない広島で暮らし始めたフリーアナウンサーの桝田絵理奈さん。愛犬「ナナ」が運んでくれた生粋の広島人・ちーちゃんとの出会いと、ちーちゃんが教えてくれたお得なスーパー、美味しいものなどと共に、広島の魅力を紹介いただきまし…
赴任先で出会った琵琶湖や巨木林などの美しい自然に魅力され、滋賀県に根を張り、ひとり出版社「能美舎」を立ち上げた堀江昌史さん。滋賀県に暮らす中で出会った様々な歴史や文化、人々について、紹介いただきました。