リノベーション体験談 リノベーション物件を購入して、自分らしい暮らしをスタートした人たち。購入プロセスや感想を参考にして、具体的なイメージをつかみましょう。

夫と妻、それぞれのこだわりを 見事に融合させられたのはリノベーションだからこそできたこと

  • 居住地:東京都杉並区
  • 最寄駅:中央線西荻窪駅
  • 専有面積:68.8m2
  • 間取り:ワンルーム
  • 築年月:1971年3月
  • 物件取得価格:約3000万円
  • リノベーション費用:約1000万円(設計料含む)
  • 設計:(株)ブルースタジオ
  • 施工監理:(株)ブルースタジオ
Before 2LDK
Before 3DK
After ワンルーム
After 2LDK
間取り図をクリックすると大きく表示されます
Tさん夫妻(夫・36歳) (妻・32歳)
職業:夫・印刷会社の営業、妻・雑貨メーカーの商品企画
購入までのプロセス
2007年7月ごろ
京王線沿線の中古マンションを探し始めるブルースタジオの説明会にも参加
2007年9月
中央線に範囲を広げ、この物件に出会う担当デザイナーと一緒に見学した後、購入を決意
2007年10月1日
売買契約を結ぶ プランを本格的に検討し始める
2007年12月下旬
リノベーション工事開始
2008年2月下旬
入居

ゴロンと寝転がれる畳が違和感なく溶け込むモダンな空間

「ゴロンと寝転がれる畳スペース。ボクの希望はそれだけでした」という夫のリクエストに応えるために、担当デザイナーが提案したのが「黒い畳」。Tさん夫妻の反応を探りながら恐る恐る黒い畳を提案するデザイナーの様子が面白かったと妻も振り返る。
今は夫が漫画を読む究極のリラックス空間に。

下部は収納スペースに。どんな持ち物があり、
どこに何を収納したいのかも、デザイナーに
伝えて設計してもらった

映画「かもめ食堂」をキーワードに 必要な機能を簡潔に収めたキッチン

妻の強いこだわりが結実したのがこのキッチン。
「映画『かもめ食堂』に出てくるキッチンが、
イメージを伝えるのにちょうどよかった」。
Tさん夫妻のリクエストが実に的確だったこともあり、
デザイナーの提案も次第に「Tさんの雰囲気だとこうじゃないですか?」
とあ・うんの呼吸になってきたそう。
照明はイメージに合うものをTさん夫妻が自分たちで探してきた。

ディテールにこだわり、機能をコンパクトに収めたキッチン。カウンター下の可動式チェストもデザイナーにオーダーして作ってもらった

総勢20人の来客もOKな広々ワンルーム

Tさん夫妻がともに希望したのが「友だちをたくさん呼べる広い空間を作りたい」ということ。そこで、間仕切りを取り払い、もともと2DKだった住戸をワンルームにした。
来客が大勢になるときは、縦に長いテーブルを置いて、みんなで床に座るスタイルにすることで十分対応できるそうで、「去年の忘年会は20人集まりましたが、まだ余裕がありましたよ」とのこと。

正面左の間仕切りは収納も兼ねており、
リビング側は本など、浴室側はタオルなどを収納

まだあるお気に入りPoint
  • 手前が寝室スペース。リビングとの間仕切りも、完全には閉鎖せずに、あくまでもゆるやかに仕切っている。
    将来、動かすことも可能だ

  • 入浴時はキッチン側にある引き戸を引けばプライバシーも完璧。しかもガラスブロックからの光でバスルームの明るさは十分

  • 洋室だったスペースの一部を玄関に。
    「学校の昇降口のようなイメージ」というオーダーだったそう。手前右側は浴室とキッチンに抜ける通路

関連サイト
かえる。くらし。すまい。リノベーション住宅推進協議会
リクルートの住宅関連情報誌
中古を買ってリノベーション
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