今回、ご両親が11年前に建てられたダイワハウスの戸建住宅を、同居型二世帯住宅に全面改装することにしたSさん。工事でスケルトンにした構造躯体は新築当時と変わらない頑強さで「大安心」されたそう。1階の親世帯は続き間の和室を撤去し、LDKには畳スペースを加えて広々と開放的な空間に。そして2階の子世帯は個室を寝室だけにし、ワンフロアのLKに一新しました。「念願の薪ストーブコーナーや寝室横にはシャワーブースも設けました。人が自然に集まり、会話が楽しめる空間とインテリアや設備のグレードアップにこだわったのですが、出来栄えには大満足です」。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 両親+夫婦 |
築年数 | 11年 |
間取り | [ Before ] 6LDK+S → [ After ] その他 |
目的 | 二世帯、収納力UP |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、書斎、浴室・バス、トイレ |
新しくした設備 | キッチン/サンウエーブ(1階:ダイワハウスオリジナルオプション付+2階:特注ペニンシュラ型)、バス/INAX(ダイワハウスオリジナル)、トイレ/TOTO(ネオレスト)、シャワールーム/INAX(SUITE ROOM)、オール電化/コロナ(エコキュート・IH) |
費用 | 2750万円 |
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費用概算 |
仮設解体工事: 1,345,000円 内装工事: 8,423,000円 外装(塗装)工事: 1,812,000円 建具工事: 2,944,000円 設備工事: 7,286,000円 暖炉工事: 1,100,000円 その他工事: 4,590,000円 |
工期 | 62日 |
リフォーム面積 | 161.14平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
11年前に建てられた住まいが、ダイワハウスの戸建住宅だったことがきっかけです。いろいろわがままを言いましたが、できないことはできない、とはっきりと言ってくれる姿勢が安心でしたし、信頼がおけましたね。誠実で一生懸命な対応に好感が持てました。
以前の住まいは個室が多く取られ、小さな部屋がいくつもあるという印象でした。実際に親世帯だけでは使わなくなった部屋も多く、空間を有効利用できていませんでした。また二世帯で暮らすためには、プライバシーの確保や気兼ねなく暮らすという点で限界がありました。
1階と2階で世帯を分け、2階にはキッチンとシャワーブースも設けることで、二世帯がお互いのライフサイクルで気兼ねなく生活できるように工夫を施しました。また子世帯は寝室以外をワンフロアの開放的な空間に仕上げ、薪ストーブなどインテリアにもこだわっています。親世帯も和室を畳コーナーにすることで閉鎖的な空間をできる限りなくし、大勢の人が集ってもゆとりを感じられる空間づくりを行いました。Sさんのこだわりには、以前の住まいの図面がある大和ハウスリフォームだからこそ対応できたと思っています。
担当/最上(左)、佐藤(右)
上下階で世帯を分けて設計することで、間仕切りの少ない開放的な生活空間を生み出すことができました。とはいっても完全に分離をしたわけではなく、ほどよくプライバシーを守りながら、お互いに気軽に行き来できる設計を心掛けることで、家族のつながりの大切さをより感じられる住まいが生まれました。
今回のリフォームで「一番のヒット」と言われる仏間を兼ねた畳コーナー。仏壇のサイズに合わせて設計しただけでなく、畳下収納も設置し、収納力もアップ。すっきりと片付き、気持ちよく暮らすことができます。仏壇や床の間がありながら、モダンさも失わないデザインも自慢です。
ダーク調のインテリアでシックな印象の1階のLDK。ここは親世帯だけではなく、一家団らんの核になる空間でもある。出窓もボウウインドウに変え、デザイン性はもちろんのこと、眺めのよさや自然光もたっぷりと入るように仕上げた。照明にもこだわり、夜のシーンも楽しんでおられる
キッチンもインテリアの一部だという思いが強いSさんのこだわりに合わせて、1・2階ともに豪華なペニンシュラ型を採用。「見せるキッチン」としてしっかりと機能してくれるので、暮らしの空間の一部として活用することができる
以前の住まいは、いくつもの部屋に細かく分かれていたが、今回のリフォームでワンフロアに変えた2階子世帯のLK。Sさん念願の鋳物薪ストーブコーナーも実現し、インテリアを明るい印象で統一することでナチュラルな空間が誕生した。部屋の奥にはパソコンなどが楽しめる書斎コーナーも設けている
2階の寝室横にシャワーブースを新設した。使い勝手のよさはもちろんのことだが、ホテルライクなおしゃれさを追求するためにタイル貼りにもこだわった。タイルは重さがあるので構造計算も念入りに行っている
トイレは車椅子でも入れる広さを確保している。すべてがセンサーで作動し、便器もタンクレスの最新型に変えた。窓を設けることで自然光も入り、風通しもよい。長く快適に暮らし続けるための工夫が、そこかしこにちりばめられている
会社名 |
大和ハウスリフォーム(大和ハウスリフォーム株式会社)
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対応エリア |
全国
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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その他のデータ |
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