Yさんがリフォームに取り組んだのは、お父様から受け継いだ築28年の戸建て住宅。「老朽化の解消はもちろんですが、時を経て美しさと味わいが増すアンティークハウスをつくりたかったのです」とYさん。依頼したのは、無垢材などの自然素材を使ったリフォームを得意とする無垢スタイル建築設計だった。同社はまず、リビングダイニング、キッチン、和室と仕切られていた1階空間を一体化。遊び心溢れる中2階を設けた開放的な空間を実現した。Yさんがこだわったのは経年による美化、味わいが増すような自然素材の採用。建具や照明器具などもエイジング加工されたものをチョイスし、ご夫妻の希望されたアンティークハウスを実現した。
| 建物タイプ | 一戸建て |
|---|---|
| リフォームの種類 | 複合リフォーム |
| 家族構成 | 夫婦 |
| 築年数 | 28年 |
| 間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 3LDK+S |
| 目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、家の老朽化 |
| リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洋室、和室、浴室・バス、洗面所、トイレ、玄関、収納、外壁・屋根、他 |
| 新しくした設備 | キッチン タカラスタンダード（オフェリア2550） システムバス タカラスタンダード（ミーナ1616） 洗面台 造作 トイレ LIXIL（サティス） エコキュート パナソニック 床 赤松 浴室暖房換気扇、インターホン、カーテンレール、建具 |
| 費用 | 1559万円 |
|---|---|
| 費用概算 |
仮設工事： 246,580円 解体工事： 416,640円 基礎工事： 578,650円 木工事： 2,898,420円 外装工事： 1,072,070円 金属建具工事： 475,890円 内装工事： 1,652,990円 インテリア工事： 1,005,110円 木製建具工事： 398,260円 造作工事： 190,600円 タイル工事： 30,000円 住宅設備工事： 1,953,810円 電気設備工事： 678,680円 給排水設備工事： 1,038,470円 耐震診断工事： 1,479,100円 諸経費： 1,470,500円 |
| 工期 | 95日 |
| リフォーム面積 | 134.06平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
アンティークハウスには無垢材やエイジング加工された建材が相応しいと考えていました。そこで、自然素材リフォームに強い無垢スタイル建築設計さんを選びました。無垢材の肌触り、遊び心溢れる間取り、効率的な家事動線などを取り入れたデザイン性溢れるアンティークハウスができ、とても満足しています。
お父様から受け継いだ築28年の戸建て住宅。Y様ご夫妻のイメージは、経年により美しさや味わいが深まっていくアンティークハウスをつくることでした。デザインテイストや使用素材、空間構成などをご夫妻とじっくり打ち合わせ、ご要望にマッチする空間をプランニングしていきました。
プランニングのポイントの第一は、仕切られていた空間を広く開放的にすることでした。そこでリビングダイニング、キッチン、和室と仕切られていた1階空間を一体化。遊び心溢れる中2階もご提案しました。デザインテイストはもちろん、素材も味わいを深めていく無垢材を採用し、アンティーク調に。さらに、サッシの入れ替え、断熱改修による温熱性能の向上、高効率給湯器や断熱浴槽の採用、耐震強化などを行い、末永く安心して暮らせる住まいを実現しました。古くて新しい。まさに、ご夫妻が思い描く住まいになったと思います。
リフォーム部門 ゼネラルマネージャー／中島 康介
既存の住まいは、リビングダイニング、キッチン、和室と仕切られていました。ご夫妻の要望である広く開放的な空間をつくるため、各部屋の間仕切りを撤去し、約26.8畳のスペースを持つ大空間LDKを実現。あわせて中2階のフリースペースも設け、遊び心のある空間に。キッチンも対面式に変更しました。
アンティークハウスとしての個性を演出するために、空間の色調はダークな木の色と白い壁によりコントラストを強くしています。さらに、建具や照明器具などもエイジング加工されたものを採用し、空間に一層の彩りを添えるように配慮。こうしたデザインテイストにより、時を経てさらに魅力を増す住まいを実現しています。
築28年が経過し、老朽化が進んでいたY氏邸。床や壁、設備のリフレッシュはもちろん、住まいの性能を向上させるリフォームを実施。壁や柱の補強による耐震性能リフォーム、断熱の強化、窓サッシの気密化、断熱ガラスへの交換などの温熱性能リフォームなどで、快適かつ長く住み継げる住まいに生まれ変わりました。
築28年の戸建て住宅をリフォーム。リビングダイニング、和室、キッチンと仕切られていた空間を間仕切りの撤去で一体化し、中2階のある開放的なLDKを実現。経年による美しさや味わいを楽しむために自然素材を使い、心地よい空間を実現している
壁付けだったキッチンを対面式に変更。ご夫妻の会話が弾むキッチンとなった。今回のリフォームで、水まわり動線を回遊できるようにし、家事効率を向上させている
リビングの一角には、ダイニングとしても使える小上がりのタタミスペースを設置。段差に腰掛けることもできるし、多目的に使える空間である。キッチンから見渡すことができ、コミュニケーションを活発にしてくれるというメリットも
間仕切りを撤去することで、視線の抜ける空間となった。室内のコーディネートは、ダークな木の色と白い壁でご夫妻のイメージにマッチするように配慮。クロスした構造柱もあえて見せることで、デザイン上のアクセントにしている
洗面の場所はほぼそのままだが、洗面台の位置を変更し、キッチンから一直線に行けるようにした。洗面台はご夫妻の好みに合わせてシンプルな設備を採用。下部に収納がないタイプなので、空間がすっきり見える
| 会社名 |
無垢スタイル建築設計（無垢スタイル建築設計株式会社）
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