コバログ86 『ドアは無くてもプライバシーは守れます』

建築の設計を志す場合、学校で建築を学んだ後に設計事務所などで

修行を積む、というのが一つの流れです。

そして設計事務所で最初に任されるのが駅やホールなどの公共施設や

オフィスの「トイレ」の設計です。

 第86回画像1

限られたスペースの中に、男性用・女性用・だれでもトイレを設け、

それぞれに効率良く、便器・手洗い器・掃除用具置場等を、使いやすく

必要な寸法を守ってレイアウトする・・・

トイレをレイアウトすることには設計の基本が詰まっているんです。

 

近年、トイレの出入り口にはドアを設けなくなりました。

ドアがあると出入りの際に手で触れることになります。

衛生面やバリアフリーの観点から、ドアを無くし、直接手で触れる場所を

極力減らそうという流れからだと思います。

 

「ドアを無くす」=「ドアが無くても中が見えない」ようにレイアウトを

工夫する必要があるということ。

この場合に使われる設計手法が「折返し」です。

通路の突き当たりに折返しを設け、Uの字に歩かせる設計とすることで

「ドアが無くても中が見えない」状態がドア無しで生まれます。

(出入り口にドアの無いトイレを見かけたら、このことを思い出してみて

ください。)

 第86回画像2

この「折返し」。

とても使える手法なので、私は住宅設計にもどんどん取り入れて、

どんどん個室のドアを無くしています。

優れた設計手法は建物の用途に限らず有効なんですね。

 

ー 記事を投稿した店舗 ー

◆店舗名:住友不動産㈱マンションリフォーム事業部

◆施工可能エリア:札幌、仙台、首都圏、中部圏、関西圏、広島、福岡、北九州

◆会社・店舗ページ:http://suumo.jp/remodel/ki_0000062/?ar=030

◆電話(無料):0120-093ー370

◆会社概要

 【定休日】水曜日

 【営業時間】9時~21時

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