イメージ一新のハーレムとアーティストたちが開く街
ロンドン、ニューヨーク、東京・・・世界の大都市では常に、激しい市場の変化、経済や物資の高い流動性に合わせて、そこで暮らす人々もどんどん新たなマーケットへと移動する。ライフスタイルの変化に合わせて、住まいもまたその姿を変えることが求められ、そこには常に都市の再開発の需要が潜んでいる。生物の細胞のようなその新陳代謝のダイナミズムは、都市を活性化させ、そこでの暮らしを楽しく、エキサイティングなものにしてくれる。一方で、古くから続く伝統的な街の風景は歴史の重みを感じさせ、その土地に対する誇りや帰属意識を自然に醸成してくれる。どんな都市も、常にそういった両面のバランスをとりながら変化を続けていると言える。
ここ10年ほど湾岸エリアの再開発が急速に進む東京と同様に、ロンドンでもニューヨークでも、より新しく価値が高い物件を供給するべく、ウォーターフロントでの大規模な開発が行われている。ロンドン東部の金融副都心カナリー・ワーフ、ニューヨークならブルックリンのイースト川沿いのダンボと呼ばれるレジデンシャル・エリア。こういった湾岸再開発は世界の大都市に共通する風景と言ってもよく、その意味では3都市の間に大きな違いが見られるわけではない。















