ヴェリテ東岸和田駅前 （取材レポート）

『岸和田市はだんじり祭が有名ですが、海と山が近く、海と山の幸が豊富で、自然が豊かなことも大きな特徴です。漁獲量も多く(※2)、桃やみかん、いちじくなどの果物、葉物野菜や水ナスなどが収穫され、美味しいものがたくさんあります。自然に目を向けると、｢鳥の国際空港」と言われる久米田池(※3)には、多くの種類の渡り鳥が飛来します。最近ではコウノトリが飛来したり、府内絶滅と思われていた水草｢ムサシモ｣の生育が確認されたりもしています』
『出かけたくなるところも多いですね。岸和田城や旧紀州街道のしっとりとした街並みも素敵です。公園も多く、その中でも蜻蛉池公園は広大で美しく整備されていて、四季折々の花が綺麗。幅広い年代の方が訪れています(※4)』


■新しい複合施設「WHATAWON｣がオープン
自然豊かで、歴史深い岸和田市に、2024年5月に滞在型エンターテインメントモール「WHATAWON(ワタワン)｣がオープン予定(※5)。ショッピングやイベント、宿泊施設､温浴施設､ツリーハウスなど、いろんな楽しみのある施設です。

■住宅評論家、井口氏に本マンションの立地を考察していただきました。

人口減少と高齢化を背景に、現在の街づくりは駅周辺を再整備するコンパクトシティへと向かっている。駅徒歩圏エリアは、商業施設をはじめ、様々な生活施設が集積し、便利で快適に暮らせる環境が整備される一方、駅から遠いエリアは、空き家の増加や生活施設の減少など、住環境が脆弱になっていく可能性がある。
人生100年時代を迎え、長く快適に暮らすためには、時代の流れを読み、交通･生活利便性に優れた駅近に住むことが賢い選択といえるだろう。
岸和田市の都市計画マスタープランでは、地形により特徴づけられた区域ごとに土地利用方針を設定、交通結節点周辺においては地域特性を活かした拠点形成を推進している。JR｢東岸和田｣駅周辺は「都市区域｣に位置しており､商業･居住･公共公益サービス機能などの多様な機能が集積し、人が集い､交流する「地域拠点｣の形成を推進するとされている(※7)。
既に駅の東側は再整備され、駅前広場や防災公園、東岸和田市民センターなどができている。また、JRの高架化の完成と道路幅が広がったことで渋滞が解消。
現在は駅西側の整備も進み、東岸和田駅周辺は今後さらに便利で快適な場所へと進化し、多くの人が集まる場所になるだろう。
将来性が感じられる街の駅近立地を選ぶことは、長期にわたる快適な暮らしと、大事な不動産という資産を守ることにつながる。

岸和田市では2023年4月から、市のめざす将来像を描いた｢総合計画｣がスタート。その第1期基本計画の重点目標のひとつが｢子育てしやすい岸和田の実現｣となっており、その実現に向けて様々な取り組みが行われています。その一環として、キメ細かく市民のサポートをされている子育て支援センターさくらだいと保健部健康推進課について紹介します。

子育て支援センターさくらだいでは妊婦さんから就学前の子どもと保護者を対象に、様々なひろば(集まれる場)を用意。同じ年代の子どもが集まり、年齢にあった遊びやふれあい遊び、絵本の読み聞かせなどをしてくれます。スタッフが市内の公園や公民館へ出かけ、みんなで遊ぼうという取り組みも行っています。保育士や同じ年頃の子どもを持つ親と、育児の心配事なども話せ、孤立しないで子育てできる環境を創ってくれています。

健康推進課は保健師や保育士、理学療法士、管理栄養士、発達相談員等の専門職を多く有し、妊娠から子育てに関わる全般を細やかに支援。健診や訪問の他、子育てセミナー「前向き子育てプログラム(トリプルP)｣で子育ての科学的根拠や子育て技術を紹介するなど、多方面からの取り組みで支えています。
また、社会福祉協議会が中心となりボランティアの方が運営する｢子育てサロン｣に、健康推進課の専門職のスタッフが、講師やアドバイザーとして参加するなど市民に寄り添い地域に密着した活動もされています。