ブランシエラ高松　西の丸タワー ザ・レジデンス （取材レポート）

2024年3月、JR｢高松｣駅ビル｢TAKAMATSU ORNE(高松オルネ)｣が開業。地上4階建ての複合商業施設で、スーパーマーケットやドラッグストア・コワーキングスペースなど約50店が出店している。日常の買い物から、子供と一緒に遊べる場所・レストランなど魅力的な店が多く、駅直結で便利なため多くの人で賑わっている。
JR｢高松｣駅周辺は、四国最大級(※1)の都市開発プロジェクト｢サンポート高松｣によって風景は一変し、都市機能が集約された人気のエリアであるが、利便性の高い施設が新たに誕生したことでさらにエリア評価が上がるだろう。
また、同物件は｢高松三越(約580m)｣や｢兵庫町商店街(約290m)｣をはじめとする様々な商店街、｢高松市役所(約1000m)｣などの公共施設、｢高松赤十字病院(約1100m)｣などの医療機関が徒歩圏に点在する中心市街地に誕生する。全国的にマンション価格が上昇傾向にある昨今、評価の高いマンションの共通点は“生活利便性と街の将来性が高いこと”である。共働き世帯が増加し、日常生活に“時間効率の良さ”を求めるため、マンション選びにおいても、アクセスに優れた駅や生活利便性が高い駅近を重視する傾向が強くなっていること。そして、長期的な視点での生活環境や資産性の面から、街の将来性を重視しているのが要因だろう。
そう考えると、JR｢高松｣駅徒歩3分の同物件は、ユーザーニーズを満たす、まさに理想的な立地といえる。

JR｢高松｣駅は、｢徳島｣｢松山｣に加えて新幹線に繋がる｢岡山｣にも直結し、1日の平均乗降者数が四国第1位と駅力は高い。駅徒歩圏に商業施設をはじめ様々な生活施設が集積しているため、便利で快適に暮らせる環境が整っている。
JR｢高松｣駅周辺は、国から｢都市再生緊急整備地域｣に指定されていることもあり、今後もダイナミックな開発が期待できる。現在｢あなぶきアリーナ香川｣｢徳島文理大学新キャンパス(※4)｣、そして、国内2軒目となるホテル｢マンダリンオリエンタル瀬戸内－高松｣の工事が進行中で、今後も街の再整備が続いていく駅周辺エリアは、将来性豊かな場所といえるだろう。
そのため、JR｢高松｣駅の近くに住みたいというニーズは高いが、駅周辺は既存の建物が多く、商業・オフィスビルとの競合が激しいため、新しくマンション用地を手にいれるのはとても困難である。実際、同駅徒歩3分圏内の新築分譲マンションはこれまで4物件のみ、かつ、同物件は6年ぶりの供給(※3)ということからも、数がとても少ないことがわかるだろう。JR｢高松｣駅駅徒歩3分の立地はそれだけ希少性が高く、資産性の面でも有利になる材料と考えられる。
一帯は、高松市により｢中心市街地活性化地域｣に指定されているため、今後も便利で快適な生活環境が維持できる可能性が高い。将来性のある街を選ぶことは、長期にわたる快適な暮らしと、大事な不動産という資産を守ることに繋がるのだ。

高松城郭｢西の丸｣跡地に建つ、地上19階建・全81邸のタワー型レジデンスは、高松城へのオマージュに溢れ、とても個性的である。
外観デザインは城郭を意識した生成色が基調で、天空へ伸び上がるようなマリオンが印象的。エントランス周辺の基壇部には、高松城を連想させるような石垣が施されており、お城と同じく高松市内庵治町で産出される｢庵治石｣が用いられている。黒い大庇と石垣の組み合わせが、重厚なエントランスアプローチを演出している。“PAST&FUTURE(過去と未来)”が設計コンセプトということで、｢エントランス｣の石垣が巨大なガラスウォールで包み込んだ｢エントランスホール｣内部まで連続していて、道路側からも見ることができる。私はこのようなデザインは今までに見たことがなく、とても斬新かつストーリー性があって面白い。
また、開放感あふれる2層吹抜けの｢エントランスホール｣の壁面には、高松城の大屋根を連想させる｢いぶしタイル｣を採用。天井のペンダントライトは、入り組んだ城の堀を具象化したもので、｢エントランスホール｣内の石垣上部の木製ルーバーは、夜間はライトアップで黄金色に輝き、道路からも見ることができる。
外観からエントランスホール内に至るまでのこだわった共用空間には、風情や重厚感が感じられ、住まう人が誇らしくなる上質な空間に仕上げられている。

高松城内に現存する松平家別邸｢披雲閣｣を意識し、風情ある欄間や木調の壁面、高級感漂う格天井で設えられた「オーナーズラウンジ」。正面壁には、高松伝統の組手障子のひとつ｢青海波｣柄を採用するなど、ゆったりと寛ぎながら高松城に思いを馳せることができる。
ハイカウンターとローカウンターを組み合わせて配置された｢コワーキングスペース｣は、自宅と会社以外の第3の場所として、在宅勤務時の仕事場や読書スペースとして利用可能。1階のコンシェルジュカウンターにて、多彩なサービスが提供されているのも便利だ。
また、総戸数81邸に対し、17人乗りと9人乗りの2基のエレベーターが設置されているので運転効率が良く、朝の出勤時もストレスなく利用できるだろう。屋上｢ルーフトップテラス｣からは瀬戸内海が一望可能で、夏の花火大会を楽しむことができるのも住民ならではの特権である。
さらに、駐車場に直接出入りできる｢サブエントランス｣には車寄せを設置しているので、大きな荷物の搬入や搬出の時にも便利。Tebraキーをポケットやカバンに入れていれば、鍵を出さなくても共用部オートロックを解錠できる｢ハンズフリーシステム｣が導入されており、両手に荷物を持っていてもスムーズに解錠できるので嬉しい。
このように、快適な生活をバックアップする共用施設やサービスが、豊かな生活を実現してくれるのだ(※7)。