長崎県のマンションは、新築、中古ともに長崎市と長崎市のベッドタウンである西彼杵郡(長与町・時津町)、諫早市、大村市、県内第2の都市である佐世保市に集中しています。多くの物件が、JR長崎本線の駅近または路面電車の電停前、バス停前の利便性が良いエリアに建てられています。中古を買うなら、国土交通省の「土地総合情報システム」サイトで希望エリアの「取引価格情報」も見ておきましょう。実際の取引事例を参考に、実状に合った希望条件を決められます。また、「取引件数の推移」をグラフで見れば、各エリアのマンション供給や流通の傾向が読み取れます。
長崎の外国との交流の始まりは室町時代。平戸(平戸市)の港にポルトガルの貿易船が現れて以来、長崎県全域はヨーロッパ文化と深く関わることになりました。戦国時代にはキリスト教が普及し、鎖国政策をとっていた江戸時代は、国内で唯一ヨーロッパの先進文化を受け入れる場所が長崎の出島(長崎市)でした。第2次世界大戦下では米軍によって広島に続き原子爆弾が投下され、長崎の街は壊滅。歴史的な大惨禍に見舞われながらも奇跡的な復興を遂げ、平和都市として生まれ変わりました。現在では、さまざまな歴史の足跡を体感できる街として、日本有数の観光都市として発展しています。