不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> 一戸建て・土地の基礎知識 > 実例から見る 北側道路の土地で手に入れる風通しのよい陽光あふれる住まい

開放的な空間でゆったりと夫婦で、時には友人たちとにぎやかに過ごすT夫妻。希望の土地を見つけて家が完成するまで約3年。理想のライフスタイルを実現させた経緯をうかがった。
南側なら光を遮る物がないだろうと、南側道路の土地限定で探す。だが、人気のある湘南エリアのためか、土地情報を何件もチェックするものの、条件に適う土地に出合えない。その後、地元不動産会社に、どんな暮らしがしたいかを相談することに。
この一言が転機に。それなら北側道路の方がよいと担当者に言われ、周辺を眺めてみた。確かに南側道路の家は道からリビングが丸見えにならないよう常にカーテンなどで目隠しをしている。また、家の北壁は磨りガラスの小窓が多いため、隣家から視線を受けることがなく、南側の窓を開けても気にならない。こうして北側道路の魅力に気付く。
北側道路の土地も対象とした時点で、すぐ候補地が見つかった。実はその土地は何度か紹介されていたが、南側ではないため候補からはずしていたのだ。「1年半続いた土地探しでしたが、一気に契約。北側道路を希望する人は比較的少なくて買い手市場でした。値引交渉ができた分、設備にお金をかけられました。」
土地決定後、建築依頼先候補3社に見積もりを依頼。その中で、吹抜けや窓配置など工夫のあるプランを提案してくれた地元工務店を選んだ。「理想の実現だけでなく隣近所への配慮も必要とアドバイスしてくれたのも良かったです」。こうして、圧倒的な明るさと風通しのよさを実感できる理想の家が完成した。
1、2階からロフト、ルーフバルコニーへ続く階段。蹴込(けこ)み板を外し、光や風が縦横に抜ける造りに。東の窓(写真右側)は、外からの視線を感じない高さに設置。白い塗り壁が光を反射し、室内がより明るく。
2階はリビング側とキッチン側に吹抜けがあり、採光や通風に効果的。キッチンには、勾配天井に2つの天窓、壁に高窓を設置。暗くなりがちな北側を光で満たす。風が抜けるので、料理の熱気がこもらず快適。
ホテルライクなサニタリーは1階南側に配置。間近に隣家が建つので、ガラスがスリット状になるジャロジー窓を高い位置に設置。視線を遮りつつ通風できる。南西角の浴室は柵で囲った坪庭を眺めながら入浴できる、光差す空間に。
「北側道路の土地でも、周辺環境に合わせて設計を工夫すれば、理想のライフスタイルは実現できるんです。そう気付いたら、南側道路にこだわる必要はなくなりました。」(Tさん)
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