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今年の特徴

不動の王者・吉祥寺の人気ぶりは今年も揺るがず。TOP10の顔ぶれに大きな変化はないものの、目黒や武蔵小杉など、急上昇した街もちらほら見受けられた。

1位「吉祥寺」、2位「恵比寿」の順位は3年連続で変わらず。吉祥寺はシングル総合、DINKS総合、ファミリー総合の世代別ランキングでもそれぞれ1位を獲得し、盤石の人気ぶりを改めて証明した。一方、恵比寿は男性のみの投票では1位に輝いたものの、一歩及ばなかった。TOP10のうち8つまでを東京の街が占めるなか、3位に横浜、5位に武蔵小杉が入るなど神奈川勢の健闘ぶりも光る。特に、武蔵小杉は昨年9位から一気にTOP5入りを果たした。全体的に見るとTOP10の顔ぶれ自体は昨年とほぼ変わっていないが、順位は激しく入れ替わっている。それだけ上位陣の人気が肉薄しているということだろう。首都圏では各地で再開発も活発に行われていて、大きく変貌を遂げる街も少なくない。今後、TOP10の牙城を崩す街の登場にも期待したい。

今年も際立った吉祥寺の好感度
華やかで便利な街なのに何となく身近な距離感が人気の理由か

もはや関東における住みたい街の代名詞ともいえる「吉祥寺」が、今回も1位に輝いた。TOP10には家賃や地価を考えると住むには厳しい、いわば「高嶺の花」な街も数多いが、そのなかにあって吉祥寺は家賃も比較的手ごろ。現実的に手が届きそうなところも、人気の理由かもしれない。

女性に人気の目黒
再開発に沸く武蔵小杉が急上昇!

上位陣のなかで特に目を引くのが、11位から4位に急上昇した「目黒」。代官山や中目黒にも近く、もともと女性を中心に根強い人気を誇るエリアだが、2015年6月に駅前にオープンする大規模商業施設などの影響もあり、さらに注目度が高まったとみられる。
また、武蔵小杉は9位から5位にランクアップ。ここ十数年にわたる再開発で景観は激変し、数多くの高層ビルに住戸、商業施設、医療機関などの生活機能が集約する利便性の高い街へと生まれ変わっている。大規模なリニューアルはまだまだ続き、その期待感も手伝って根強い人気をキープしているのだろう。

2020年東京オリンピックに向け変貌を遂げる東京の街並み
「住みたい街」への影響も必至か

今回TOP10入りを果たした街のほとんどが、大規模な再開発計画を抱えている。特に東京の都心部では2020年の東京オリンピックに向け、これから大きく街は変わっていく。各地では五輪後の暮らしも見据え、利便性の追求だけに寄らない街づくりが進められていて、その内容いかんでは今後のランキングにも大きな変動をもたらすかもしれない。

  • 取材・文:やじろべえ
  • 掲載日:2015年4月30日
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