不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> 住宅設備の基礎知識 > コストUP&DOWNのポイントを知ろう

住宅メーカーで注文住宅を建てた人の半数以上が予算オーバー
2011年4月に実施したアンケートでは、予算内に収まらなかったという人が過半数という結果に。
プランや設備・建材の選び方などで建築費のコストはUP&DOWNする。そのポイントを覚えておくと、予算に合わせてコストの調整をするのに役立つ。基本的な考え方を知っておこう。
素材とオプションが影響
設備は見た目に影響する素材や、機能にも影響しがちなオプションの採用でコストが変わることが多い
間口45cm。一度に5人分の食器が洗えるビルトイン食器洗い乾燥機
ワークトップをステンレスから単色の人造大理石に変更する
昇降式の収納つきプラン。間口25cm、セット価格89万9850円
上記セットのキャビネットの扉のグレードを1ランク下げる
サイズやデザイン性が影響
建具は素材がむく材かシート張りかなどで変わるが、素材が同じ場合はサイズやデザイン性で変わる
親子タイプに変更。重厚感が増し、荷物の搬入が楽に
両袖に明かり取りのガラス入りタイプが42万1050円
片開きの標準的なタイプ。一般的に多く用いられている
資料提供/トステム(LIXIL) 商品/フォラード
建物形状と間取りが影響する
基本的にシンプルなプランのほうが工事費は安くなり、凹凸や間仕切りが増えて複雑な形や間取りになるほど工事費は割高になると覚えておこう。
玄関アプローチや2階のテラスなど凹凸に富むプラン。見た目も変化があって楽しいが、その分、構造を支える材料が増えたり、手間もかかって割高に
部屋数は多くなっているが、その分間仕切り壁や建具の量が増えている。その分がコストに加算される。こんなに仕切る必要があるか要検討だ
すっきりと箱形にまとまったプラン。単純な形ほど、最小限の構造材でしっかり支えることができる。材料も少なく、施工の手間もかからないので割安
LDKはワンルームにしてすっきりさせたプラン。廊下も省いて、階段もLDK内に設けた。その分、間仕切り壁や建具の量は上に比べて少ない
見積書の工事総額のみを気にして、内容のチェックを怠ると、後でこんな設備や仕様をイメージしていなかったのに、とあわてて変更するハメになりがち。右のような見積書の商品名・品番等をきちんと確認してカタログで照合、また床材などはどこにどれだけ用いるのかも確認しよう。
設備・建材はカタログでチェックしただけでは実感が湧かないもの。ショールームに出向いて、実物を見ながら検討しよう。
サイズや色合い、使い勝手などは実物を見てこそ自分に合っているかどうかがわかる。ショールームのスタッフに積極的に質問をして、よく理解してから選ぼう。
写真提供/パナソニック
予算には限りがあるので、あれもこれもと選んでいくと、予算オーバーになりがちだ。それを避けるためには、設備や建材に優先順位をつけて、予算に合わせて取捨選択をするのが賢い方法だ。これは譲れないというものは多少コストをかけても選択し、そうでないものは外す選択も必要になる。
【調査概要】
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構成・文/林直樹 イラスト/長岡伸行
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