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世田谷区の落ち着いた住宅街の一角に佇むS邸。味わいのある木製の玄関ドアを開け、室内に入ると誰もが驚く。広々としたリビングの中央にヒメシャラの株立ちが植えてあるのだ。根元を見ると、床の一部が長方形にくり抜かれていて、白砂利の下は土。周囲はタイル張りとなっている。
「中庭に木を植え、自然を感じられる開放的なテラスと、リビングを繋げ外を感じるオープンな空間のリビングが憧れでした。でも、南向きの敷地だし、コの字型にするのはもったいないと施工会社からアドバイスを受けて……」(夫)。結局プランは変更され、木を植える計画だけが生かされた。「随分悩みましたね。枯れてしまうのではないか、邪魔なのではないかと。でも、土壇場で面白さをとりました。枯れたらタイル張ればいいし」(妻)
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リビングに繋がる広いテラス。
夜はキッチンから、大理石タイルのカウンター越しに、
白が基調の外観。玄関ドアは本物の木にこだわった。
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