
JTIが自宅を借上げて賃貸に。
生涯に渡って貸し続けられ、戻ることも可能
この制度では、JTIが移住希望者の住まいを借上げ、子育て世帯などの入居希望者に賃貸する。入居者の募集や管理などの賃貸業務は機構に協賛する全国の協賛宅建事業者が行い、最初の入居者が決まった時点から制度が開始され、借上げ家賃の支払いがはじまる。利用者とJTIの間は「終身借家契約」が結ばれるので、契約は主契約者が亡くなるまで続き、空き家の際の家賃保証も継続される。一方、JTIと入居者の間で結ばれるのは、3年の「定期借家契約」となっており、3年が経過後、入居者が引き続き住む事が可能な場合は再契約となる。
JTIホームページより
メリットは空室保証と安定収入、
自宅を“マイナスの資産”にしないこと

契約相手はJTIなので家賃滞納の心配がなく、家の手入れで行き来する手間もない。賃料収入はもう一つの年金になり、修繕費用にあてることもでき、家をマイナスの資産にしないで済む。「住まいを長持ちさせることにも繋がるので、ご家族に喜ばれる資産づくりになります」と斉藤氏。また、契約は3年ごとに見直せるため、最長でも3年先には元の家へ戻るという選択肢が持て、移住者にとって心のゆとりに繋がる。専門の知識や経験を持つJTIの有資格者に移住相談ができ、JTIが国のサポートを受けた公的な機関であるという点も安心だ。
利用者は50歳以上が条件。
建物は耐震性の確保が必須

制度利用のおもな条件は右の4つ。主契約者には50歳以上の年齢制限があり、居住地は国内・海外を問わず、国籍も原則不問だ。借上げ対象となる住まいは、土地・建物に抵当権などが設定されていない持ち家でマンションも可能、共有名義の場合は名義人全員の承諾が必要になる。さらに建物は、1981年6月の「新耐震基準」を目安とする耐震性を満たすことが必須条件。耐震診断を行い必要な補修工事を実施すればよいが、JTIがリフォーム業者の紹介もしている。そして何より、充実した移住生活を楽しみたいシニアであることが条件だ。