贈与税の非課税枠って、どう使うのがオトク?

09年06月24日
ブックマークする:
Check 
贈与税の非課税枠って、どう使うのがオトク?

 国会で審議が続いていた税制改正法案が成立し、贈与税の非課税枠新設が正式に決定した。20歳以上の人が直系尊属(父母、祖父母など)から住宅取得資金の贈与を受けた場合に、500万円までの贈与には、贈与税が非課税となる。これは2009年1月1日以降の贈与にさかのぼって適用され、2010年12月31日までの時限措置となっている。110万の基礎控除とあわせ、トータル610万までが非課税となる。

 ところで住宅資金の贈与税の非課税枠としては、相続時精算課税制度の3500万円枠があることをご存じの人も多いだろう。今回の500万円枠は同制度に上乗せできるので、合計4000万円まで贈与については、税がかからない。

 610万円と比べると4000万円のほうがトクに一見思える。だが、相続時精算課税制度は贈与してもらった額のうち、新設の500万円枠を除いた額が将来の相続時に相続財産に加算されるので、親の資産によっては相続税がかかるのだ。また相続時精算課税制度は祖父母からの贈与は対象外という違いもある。もらう額が610万円以内なら、新設された500万円枠を使うほうが無難だろう。(大森広司)

贈与税の非課税枠って、どう使うのがオトク?

お金通信| ">記事一覧へ戻る

関連するコンテンツを読む

↑ページの先頭へ戻る