
シニアの住み替えに便利なローンが登場
住宅金融支援機構が9月から、「機構住みかえ支援ローン」の取り扱いを開始した。50歳以上のシニアが自宅を人に貸しながら住み替えるケースを対象に、住み替え先の住宅を買うときに利用できる住宅ローンだ。
敷地にゆとりがあるものの、駅からやや離れている一戸建てを所有しているシニアは少なくない。子育てには適した環境だが、高齢期を迎えるとメンテナンスや掃除が負担となり、駅まで歩くのがおっくうになったりするケースもあるだろう。かといって住み慣れた自宅を手放し、新たに家を買うのも簡単ではない。
その点、自宅を若い子育てファミリーなどに賃貸すれば、借りる人には好都合だし、貸す人も賃料収入を老後の生活資金に充てられる。新しいローンでも賃料収入が見込まれることを考慮し、審査の際に返済負担の基準や年齢制限などを緩和する場合があるという。
今のところ、融資の対象となるのは一般社団法人移住・住みかえ支援機構が住宅を借り上げるケースのみ。ローンを扱う金融機関も日本住宅ローンだけだが、こうしたローンが普及すれば、便利なマンションなどに住み替えるシニアが増えそうだ。(大森広司) |

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