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前回、どのくらい頭金を準備するのがいいかについて書きましたが、今回は、頭金準備の方法について考えてみたいと思います。 住宅取得専用の貯蓄型商品というと、現在は「財形住宅貯蓄」くらいしかありません(昔は、郵便局の「住宅積立貯金」や、住宅金融公庫の「つみたてくん」などもありましたが、現在では新規の取り扱いは終了しています)。 財形貯蓄は、一般の会社員などの人が給与天引きで貯蓄できる制度として、比較的大きい企業であれば導入しているはずです(残念ながら、会社が財形制度を導入していない場合は、利用することができません)。 財形貯蓄は、目的を限定しない「一般財形貯蓄」、住宅資金用の「財形住宅貯蓄」、老後資金用の「財形年金貯蓄」の3種類があります。いずれも給与天引きで利用できる貯蓄制度なので、非常に便利な制度だといえるでしょう。また、財形住宅と財形年金については、一定額までの元本に対する利息が非課税になる優遇措置が用意されています。さらに、3種類のいずれかを利用している人は、残高に応じて財形教育融資や財形住宅融資といった融資制度を利用することもできます。 ただし、非常に便利な制度ではありますが、積み立てていく商品は、会社が財形制度の契約をしている金融機関(銀行、証券会社、保険会社など)の商品となりますので、銀行の場合は定期預金などでの積み立てとなり、利回り面での優位性は低いケースがあります。 もちろん、比較的近い将来に必要となる住宅資金用のお金ですから、積極的に投資をして増やせる可能性に賭けるのは得策ではないでしょう。貯めたお金が減ってしまっては元も子もありません。原則として、安全性重視のスタンスが無難です。 安全性重視というと、多くの人が銀行の定期預金などを想像されると思いますが、定期預金よりも安全で比較的有利な商品があるのをご存じでしょうか。 それは、国債です。 国債は、国が発行している債券。定期預金とは若干商品性が異なるので、単純に比較してはいけないかもしれませんが、基本的に、日本の国が破綻しない限り利息と元本は安全です。満期まで保有するスタンスなら、お金が減ることもありません。 2009年6月24日現在、国債の利回りは、2年満期で0.3%強、5年満期で0.7%程度、10年満期で1.4%弱あたりとなっています。すでに発行されて市場で流通している国債を買う場合は、比較的大きめの証券会社に行って問い合わせる必要がありますが、額面5万円(購入金額で5万円前後)から購入できますので、住宅取得の時期にあわせた満期の国債を選んで購入すれば、一般の定期預金よりは少しでも高い利回りで運用することができるでしょう。 なお、最近では、インターネット専業の銀行などで、「キャンペーン金利」のようなかたちで国債よりも高い利回りの定期預金を用意しているところも一部ありますので、国債だけでなく、それらの商品も含めて比較検討したうえで商品を選択するのが得策です。 |
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