モデルルームは質問が大事

09年08月19日
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モデルルームでの質問・押さえておくべき3つのポイント

ポイント2 どんな生活ができるか具体的に確認

購入希望住戸を決め、住戸サンプルと希望する住戸との違いを確認することで、実生活をイメージしやすくなる。

MRお役立ち質問集 モデルルームでは具体的にどんな質問をしたらいいのか3つのポイントに沿って、絶対に外せない質問内容を紹介します。

ポイント1 周辺環境と物件の全体像をつかむ

まずは物件自体のことや周辺環境などから聞いていこう。こうした質問の中から、全体像を自分の中でつくり上げていく。

質問 将来、周りの土地に何か建つ可能性はあるの?

広い空き地があったり、大規模な社宅や古い建物が密集しているエリアは再開発の対象となる可能性もあるので注意。用途地域と容積率を確認すればどんな建物が建つか、ある程度予想可能。

住宅が建てられる用途地域一覧

質問 周辺エリアの雰囲気はどんなカンジ?

物件が建つエリアだけではなく、自治体レベルの話も聞いておこう。教育施設や学区、福祉施設、公共サービスも確認。役所に問い合わせるなど自分でも調べてみる。

質問 マンションが建つ場所に以前は何があったの?

地盤について確認することも重要。開発の経緯について聞いておこう。工場跡地だった場合は土壌汚染の度合いやどんな対策を講じているのかについても確認。

質問 どんな共用施設があるの?

共用施設の詳細や、どのように運営されるのかを確認。共用施設の管理費用は毎月の管理費に反映されるので、自分にとってどの程度重要性があるのかも考慮したい。

専門家からのアドバイス

自分で歩いて周辺環境をチェック

物件の周りを自分の足で歩いてみるのもおすすめです。そうすると、その街の空気みたいなものが感じ取れますから。公園などで実際に住んでいる人の話を聞くのもいいと思いますよ。(釜口さん)

スタッフが感じたことを率直に語ってもらう

販売スタッフはそのモデルルームに長期間いますので、周辺環境には相当詳しくなっているはず。実際に感じていることを、率直に話してもらうとそのエリアのことがよく分かるはずです。(安藤さん)

ポイント2 どんな生活ができるか具体的に確認

モデルルームはあくまでもサンプル。オプションの設備・仕様もあるので、希望住戸とどう違うのかを具体的に質問しよう。

質問 自分が検討している住戸とモデルルームとでは、どこがどう違うの?

住戸サンプルと希望住戸の違いは見ただけでは分かりにくい。各部屋の広さ、設備、収納の数や位置など、何が同じで何が違うのか、検討住戸の間取図なども見ながら販売スタッフにひとつひとつ確認していこう。

質問 オプションはどれ?

オプションはシールなどで表示されているが、見逃してしまうこともあるので、口頭でも確認をしよう。欲しいと思ったオプションは価格も確認しておくといい。

質問 将来リフォームしやすい構造ですか?

老朽化や、家族人数が増減したときを考え、リフォームのしやすさも確認。水まわりはあまり変更が利かないので重点的に。床の構造や配管なども販売スタッフに聞いておく。

近くの物件と迷っているときは何を聞けばいい?

譲れない部分を実現できる物件はどちらか、冷静に考えてみることが大切。両物件の販売スタッフに、あえて「こちらの物件のデメリットは?」という質問をしてみるのも有効だ。両者から長所短所を聞いておけば、客観的に判断できる。

専門家からのアドバイス

においや音に対する対策も確認を

入居後の外からのにおいや音は、モデルルームでは分からない。対策がきちんととられているか確認を。その一方で、各住戸に共通する部分は自分の感覚もフル稼働して確認しましょう。(釜口さん)

設計のコンセプトも聞いてみたい

住戸のつくりだけでなく、マンション全体のコンセプトやその会社の企業理念なども聞いてみてください。どこに力を入れてつくっているのか、そのマンションの特徴や企業姿勢が見えてきます。(安藤さん)

ポイント3 お金の疑問を解消する

自分に買えるのかどうか、物件価格以外にかかる費用、管理費や修繕積立金などについても、モデルルームで教えてくれる。

質問 希望住戸の抽選倍率はどれくらい?

希望者が複数いる場合は抽選となるので、抽選倍率なども事前に確認。なお、抽選なしで入居できる住戸が存在する場合もあるので聞いてみるといい。

質問 ローンシミュレーションはどのような設定でしているの?

希望の返済期間や毎月ローン返済額の目安などを伝え、シミュレーションしてもらう。ローンにはさまざまな種類があるので、その種類はもちろん、金利などの設定条件を詳しく確認しておこう。

質問 物件価格以外にかかる費用を教えて

マンション購入には物件価格のほかに諸費用などが必要。つまり、住宅購入のために用意できるお金=頭金とはならないので注意。準備できるお金から諸費用を差し引いた金額を頭金としてシミュレーションを。

専門家からのアドバイス

無理をせずに返済可能か見極めて

ローンが組める限度額ギリギリで購入すると、その後の生活に支障が出ることも考えられます。今後の収入の増減なども考え、いくつかシミュレーションしてもらいましょう。(釜口さん)

思い込みすぎずいろいろな試算を

「絶対に固定金利で」というように、初めから選択肢を狭めると、かえって高くついてしまうことも。提携ローンも含めいろいろなパターンのシミュレーションをしてもらうといいでしょう。(安藤さん)

モデルルームで早速質問してみよう!

モデルルーム見学では要点を押さえてしっかり質問することが重要。
何件かで同じ質問をして返答の違いを比較すると、各物件の特徴もより鮮明になってくるはずだ。
質問項目を整理していざモデルルームへ!

取材・文/粂 美奈子 撮影/大西尚明
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