いい家がわかる総チェック61

09年08月19日
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バルコニー・玄関編

スロップシンクは付いているか

スロップシンクはバルコニーに設置された深型のシンク。アウトドア用品や、子どもの靴など、家の中で洗いたくないものを洗うときに重宝する。プランターの水やりなどもラクにできる。

バルコニーは十分広いか

バルコニーは奥行き2m程度が主流。洗濯物を干す以外にも子どもと一緒に花や野菜を育てたりと、楽しみが広がる。椅子を出せばくつろぎの場所にも。

手すりの素材は開放感を感じられるか

バルコニーの手すりが透明素材なら、眺望がフルに楽しめて、開放感もアップ。半透明ならプライバシーを守りつつ、光は取り込めるので、明るく快適な空間になる。

バルコニー側の前面に高い建物はないか

眺望や日照を遮るような高い建物の有無は、リビングの快適度に直結。現地に行ったら希望住戸の位置に目星をつけ、前面にくる建物を確認しよう。

下足入れの収納量は十分か

家族の靴からブーツ、傘なども入る収納なら玄関はすっきり。買い物など荷物の運び入れもスムーズにでき、来客時も慌てずに済む。大型のシューズインクロゼットがあれば、なおよし。

玄関のインターホンはカメラ付きか

エントランスはもとより、玄関のインターホンにもカメラ付きが登場。訪問者の顔が見えれば安心感は高まる。留守中の訪問者が分かる録画機能付きも。

玄関ポーチがあるか

「玄関と共用廊下との間にワンクッションあると安心感が生まれ、一戸建て感覚のゆとりも味わえます」と坂根さん。生協などの荷物をちょっと置いておくにも便利。

トランクルームは付いているか

玄関脇のトランクルームは、ベビーカー、スポーツ用品やキャンプ用品などの収納場所に活躍。汚れたものを部屋に置かずに済むのがうれしいポイント。

トランクルームはゴルフバッグなど屋外で使う物の置き場に便利

バス・トイレ編

保温浴槽か

断熱効果の高い浴槽なら、6時間後でも湯温の下降は2℃程度。入浴時間がずれても追い焚きせずに温かい湯舟につかれて、省エネと省コストにもなる。

洗濯機置き場はゆとりがあるか

洗濯機はどこに置くかだけでなく、広さもチェック。大型の洗濯機がすんなり置けるくらいのスペースがあれば、新製品への買い換えの時も安心だ。

浴室は2人で入っても十分な広さか

浴室は親子のコミュニケーションの場。子どもと一緒でもゆとりがあるか、実際に浴槽に入って確認しよう。浴室が広ければリラックス効果も上昇する。

お風呂に手すりは付いているか

立ち上がる時、浴槽に入る時など、手すりがあると安心。小さな子どもがいる家庭はもちろん、親と同居する可能性がある場合にも手すりの有無はチェックしておきたい。

浴室乾燥機は付いているか

浴室乾燥機があれば、カビを防げて掃除がラクに。暖房機能によって、冬場に浴室を温めておくこともできる。雨の日には洗濯物の乾燥にも活躍。

水はけのいい床材が使用されているか

水はけのいい速乾性の床材なら、カビの発生が抑えられて、お風呂掃除もラクラク。水滴が溜まらず、また滑りにくい加工もされているので、小さな子どもやお年寄りにも安心だ。

モザイク状の溝が水の表面張力を壊して排水を促す。翌朝までにはカラリと乾燥

洗面台は2人で同時に使えるくらいに広いか

子どもがいると朝の洗面時間もかち合いがち。洗面台が2人同時に使えれば、洗面室渋滞が防げる。鏡の裏に収納が付いたタイプなら、化粧品や整髪料などボトル類の整理に活躍。

トイレ内に手洗い台が付いているか

手洗い台があれば、いちいち洗面室まで手を洗いに行く必要はなし。来客の多い家にも、ぜひ欲しい設備だ。水栓があればトイレ掃除にも重宝する。

スペース効率のいいトイレか

狭い空間をできるだけ広く使うには、タンクレストイレが有効。最新トイレには節水機能や、手入れのラクな汚れのつきにくいタイプもあるので注目を。

洗面室の収納は十分か

洗面室にリネン庫は必須。家族が多いとタオルも多くなるので、十分な広さがあるか見ておきたい。洗剤などストック品の置き場もチェックしよう。

扉付きの収納はあるか

トイレットペーパーのストックは、トイレに置けたほうが便利。扉付きの収納があれば、衛生用品も気兼ねなく入れられて見た目もすっきりする。

共用施設編

エントランスはオートロックか

不審者の侵入をガードするオートロックはセキュリティの基本。非接触キーなら解錠もラクにでき、目の虹彩などによる生体認証システムが導入されている物件もある。

有人管理がなされているか

マンションの入り口に人目があれば、防犯性はより高まる。セキュリティを重視するなら管理員や警備員が24時間常駐している物件を選ぶといいだろう。

駐車場やエントランスに防犯カメラはあるか

エントランスや駐車場など、侵入経路になりそうな個所に防犯カメラがあるかを確認。防犯カメラは万が一の場合に備えるだけでなく、抑止効果があるので犯罪を未然に防ぐことにもつながる。

敷地内に公園など遊び場はあるか

子育て中なら、敷地内に公園や中庭などがあるとすぐに遊びに出られて便利。マンション内に友達もつくりやすく、敷地内なら子どもだけで遊びに行っても安心していられる。

コンシェルジュサービスはあるか

宅配便の発送やクリーニングの受け渡しなど、サービス内容はいろいろ。共働きや子育て中の世帯にはありがたく、セキュリティ面での良さもある。

キッズルームや集会室などはあるか

キッズルームは雨の日も子どもはのびのび遊べ、ママ友とおしゃべりすることもできる。集会室などは、居住者同士のコミュニティの場に。お互いに顔見知りになれば安心感も高まる。

ゲストルームはあるか

両親や友人が遊びに来た時、ゲストルームがあれば気兼ねなく泊まってもらえる。宿泊のために部屋を空けたり、来客用の布団を備える必要もなくなる。

駐車場やゴミ置き場へは行き来しやすいか

住戸から駐車場やゴミ置き場までは近いほうが便利。雨の日も濡れずに行けるかなど経路も確認しよう。階ごとにゴミ置き場を設けた物件もあり、エレベーターに乗らずに済むので便利だ。

自転車を置ける台数は十分か

通勤や買い物に自転車を使うなら、何台まで置けるかをチェック。一世帯2台分は欲しい。平置きかラック式かなど、置き場の形状も聞いておこう。

来客用の駐車場はあるか

人が遊びに来ることが多いなら、来客用の駐車場はぜひ欲しいところ。有料にしているところも多いので、利用料金や置ける台数を聞いておこう。

エレベーターは非常時に対応できるか

地震発生の際、エレベーターが最寄階で自動的に停止する機能が付いていれば安心。また、防犯カメラの設置や内部が見えるよう扉に窓が付いているかなど防犯性も確認しよう。

どのような地震対策か

地震に備えた建物の構造には、耐震構造のほかに、制振構造、免震構造がある。制振と免震は揺れを軽減できるので、家具の転倒も防ぎやすい。

耐震構造:建物の強度を高めて、地震の揺れに対処。大地震でも倒壊は防げる 制振構造:柱などに地震エネルギーを吸収するダンパーを設置。揺れを軽減 免震構造:建物の基礎または中間に積層ゴムなどの免震層を設け、揺れを軽減

避難経路は確保されているか

地震や火災などの非常時の避難経路がきちんと考えられていれば安心。担当者に聞いてみよう。マンションによって、備蓄倉庫が設けられていることも。

取材・文/上島寿子 イラスト/鈴木麻子

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