人情、サービス・・・買い物だけじゃない!いま見直される「商店街」の実力

12年01月25日
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東京都世田谷区 松陰神社通り商店街

CASE1

商店街は"大きな家族"!?

子育てにも力強い「人情」が魅力

ママのお買い物をお手伝い?

「静かな雰囲気だし、お店の人もよくしてくれる。安心して子どもと買い物に行けますね」。こう言って微笑むのは、3歳になる長男と商店街で買い物をしていた平野さん(仮名)。毎日商店街を歩いていれば、お店の人は子どもの顔をきちんと覚えてくれる。もちろん成長の軌跡も性格も把握済み。面倒を見てくれたり、子どもがちょっとグズッたら優しく声をかけてあやしてくれることも。子ども連れでも気兼ねなく買い物できるのは、商店街の魅力だ。

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お母さんに品物を渡す時も、子どもへの声かけは忘れない。子どももショウウィンドウに興味津津。

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「1人で来たのかい? 偉いね~」。青果店「びっくり屋」のご主人は、優しく子どもに声をかける。

子ども1人で歩いても安心

"子ども1人だけのおつかい"は、「迷子にならないか」「ちゃんと買い物できるか」など、親からすれば不安で心配でたまらないもの。その点、人情味豊かな商店街ならば、街ぐるみで子どもを見守ってくれるから安心だ。「小さな子どもが1人で頑張って買い物に来たら、なんだかうれしくなっちゃう。だから声をかけちゃうんだ」と、八百屋の主人が話すように、お店の人から道行く人までみんなが声をかけてくれる。これが、"子ども1人でも安心"のワケだ。

子どもも大人も一緒に交流

お店の前で赤ちゃんを抱いて夕涼みをしている奥さんが、通りすがりの親子連れに話しかける。「おいくつですか?」「まだ生まれたばかりなんですよ」。会話が弾み、距離が縮まる。大人も子どもも、みんな自然と交流が深まっていく。困ったときに助け合える仲間が増えるのは心強いこと。そして、いろんな人との交流のなかで子どもの感性も磨かれてゆく。薄くなりつつある近所づきあいも、下町の商店街にはまだまだ残っているのだ。

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豊津さんが営む「炭火魚串 吉良」の軒先は、夕方になると地域の親子連れの社交場に早変わり。

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「三理酒店」は醤油1本からでも配達OK。時には電話一本で駆けつけることもあるそうだ。

「今日の夜、家まで持ってきて!」

子どもと一緒の買い物では、重いものを持つのはちょっと骨が折れる。そんな時は、当日中に家まで配達してくれるサービスがありがたい。スーパーの配送サービスと違うのは、お店の店主が直接配達してくれること。客の事情に応じて臨機応変に対応してくれるし、伝票書きの面倒な手間もナシ。これもお互いの距離が近い商店街ならでは。

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