自分に合ってるのはどっち?マンションvs一戸建て

09年08月19日
ブックマークする:
Check 

3 将来を考えるとどっち?

構造的に長持ちするのはマンション リフォームなどの自由度は一戸建て

長持ち度

コンクリートでできているマンションのほうが、一般的な木造の一戸建てより長く持つ。一般的にはマンションで50年~70年、一戸建てで35年~50年といわれている。ただし、一戸建てにもコンクリート住宅など、木造以外の家もある。最近では長持ち住宅を普及させようという動きも活発で、マンション・一戸建てとも寿命が延びつつある。

耐震性能

マンションのほうが、耐震性能が高いと考えられがちだが、実際にはきちんとした設計・構造であれば、一戸建てでも問題ない。マンションで普及している基礎部分にゴムを挟んで揺れを逃がす免震工法など、最新の工法は一戸建てにも採用されつつある。ただし、築年数が古いマンションや一戸建てでは耐震補強などの工事が必要な場合もある。

リフォームの自由さ

圧倒的に一戸建てのほうが有利。マンションには専有部分と共用部分があり、例えば玄関ドアやサッシなどは共用部分なので自由に替えられないのだ。また、専有部分であるフローリングも下階への影響の点から管理組合の許可が必要なことがあり、いろいろ制約が多い。一戸建ての場合はリフォームから将来の建て替えまで自由だ。

構造的に長持ちするのはマンション

リフォームなどの自由度は一戸建て

4 かかるお金はどちらが有利?

マンションでは毎月管理費や修繕積立金がかかる 一戸建ても修繕費用を準備しておく必要がある

購入価格

立地や広さなど条件によってケースバイケース。ただ仮に同じ立地、広さとして比較すると、一戸建てが高くなることが多い。これはマンションと一戸建ての土地の持ち分比率の違いからくるもの。マンションは各住戸の広さに応じて居住者で土地を共有するが、一戸建ては一人で所有する。土地分が多いだけ、一戸建てのほうが高くなるわけだ。

諸費用

新築、中古を問わず、マンションにも一戸建てにも同じようにかかるのは契約のための印紙代や登記費用、ローン保証料など。新築マンションでは将来の大規模修繕に備える修繕積立基金が加わる。また中古物件だと仲介会社に支払う仲介手数料(物件価格の3%+6万3000円)がかかる。諸費用の大まかな目安は物件価格の3%~8%程度。

ローンの支払い額

同じ住宅ローンでも、一戸建てに比べてマンションのほうが長くローンを組めることがある。これは建物の寿命と関連するもので、返済期間が長くなれば月々のローン支払い額を軽減できるというメリットがある。ただし、返済期間が長くなれば、結果的に総返済額が多くなることを知っておこう。

マンションでは毎月管理費や修繕積立金がかかる

一戸建ても修繕費用を準備しておく必要がある

ローン以外の費用

マンションには、一戸建てには必要ない管理費や修繕積立金(修繕積立基金とは別に毎月積み立て)、駐車場代などがかかる。ほかにも専用庭やルーフバルコニーなどに使用料がかかることも。一方、一戸建ては、管理費はないが、自分で清掃するなど労力がかかる。さらに数年ごとのメンテナンスが望ましいため、費用は事前に用意しておこう。

ライフスタイルで選びたい

マンションか一戸建てか、どちらを選ぶかはライフスタイルと深くかかわってくる。例えば主要都市で電車通勤するディンクスなら利便性の良いマンションのほうが機能的。一方、子育てファミリーなら、周囲に公園なども充実した、環境の良い一戸建てのほうが向いているなど、自分たちの今、そして将来のライフスタイルを考えて選択しよう。
通勤や駅利用の便利さならマンション 子育て環境優先のファミリーなら一戸建て
文/BREEZE イラスト/朝倉千夏 デザイン/デジタルスケープ
関連するコンテンツを読む

↑ページの先頭へ戻る