間取りで注意できるセキュリティの方法とは?

09年04月22日
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【ご相談内容】間取りで注意できるセキュリティの方法とは?

空き巣被害にいちばん遭いやすいのが一戸建て住宅、という話を以前聞きました。
お金をかけるセキュリティ対策はいくらでもできると思うのですが、あまり予算もないため、センサー付きライトなどのこまごました対策を考えています。そのほか、間取りで講じることができる対策法などがあれば取り入れていきたいと思っています。何かいい方法があれば教えてください!

【ご相談内容】間取りで注意できるセキュリティの方法とは?
設備や機器の導入も大事なれど、間取りでできる対策もあり

昨今は何かと物騒な世の中になりましたね。大切な家族や財産を守るため、住まいのセキュリティを意識される方も多く、今回のようなご質問を受けることも増えてきています。

セキュリティ対策の方法にもいろいろありますね。このごろは、セキュリティシステムを導入する住まいも増えていますし、防犯カメラなどのセキュリティ用品も豊富になりました。それらをうまく利用することも、もちろん望ましいことですが、「間取り」でできるセキュリティ対策もあるのです。家族が安心して住めること。住まいのセキュリティはそれが基本ですから、間取りでできるセキュリティ対策も、ぜひ考慮しておきたいものですね。今回は、その具体的な方法をアドバイスしましょう。

住まいのセキュリティというと、留守中の泥棒対策をまず考える方が多いのですが、留守中でも在宅時でも、安心していられることが一番ですね。そのために、間取りづくりで私がよく提案させていただくのが「書斎」です。その書斎を、道路からよく見える場所につくるのです。

書斎はごお父さんの部屋ですから、帰宅後、夜遅くまで使うことも多い部屋ですね。道路からよく見える場所に書斎があり、その照明がついていれば、外からは、まだ誰かが起きているように思えるでしょう。また、出張などでお父さんが留守の場合にも、書斎の照明をつけておけば、お父さんが在宅しているように見せられますね。

夜間、家族が寝静まってから、勝手口や窓から侵入されるケースも、相変わらず多いのだそうです。照明の明かりが見え、誰かが起きている気配があれば、泥棒もおいそれと侵入はできないでしょうからね。

要は、「留守ではない、まだ誰かが起きている」と思わせるための方策なのです。書斎は一般的に小さい部屋ですから、照明を始終つけていても、それほど電気代もかからずに済みます。また、特に日当たりにこだわらなくてもよい部屋ですから、間取りづくりの際も、さほど配置は難しくないでしょう。

また、留守ではないように、遅くまで起きているように思わせるだけではなく、在宅中に、書斎から外の様子が見渡せるようにしておくこともよいことです。不審な物音が聞こえたり、犬が吠えたりしたときなどは、外の様子が気になりますね。北道路に面した建物の場合は、道路側の北側に居室がないことが多く、2階の部屋から外を見渡すことが意外にできないものです。そんな場合も、道路側に書斎があれば、その窓から外の様子を見ることができますからね。

書斎が必要ないという場合は、納戸でもいいですね。ただし、窓は納戸らしくない窓にして、カーテンなども取り付けておきましょう。あくまでも、人がいる「居室」の照明がついていることがポイントなのです。常夜灯のようについている階段の照明は、泥棒もお見通しでしょうからね。台所が道路から見える場所なら、台所の照明をつけておくのもいいですね。

間取りではありませんが、前回お話しした「駐車場」も、住まいのセキュリティ上は大切なものです。駐車場に車があるかないかで、留守かどうかわかってしまいますからね。普段から仕事で何日か家を空けるような方の場合は、車庫にシャッターを取り付けて、車があるかないかが、外からはわからないようにするのもポイントですね。もしくは、長期間留守にするときは、車を置いていくのもセキュリティ対策のひとつです。

今回は「セキュリティ対策に書斎!?」と、意外に思われた方も多いことでしょう。ですが、一家の主であるお父さんが家にいるということは、それだけで安心できるものだと思います。ですから、主の留守が悟られないように、また、もし不在であっても、家にいるように見せられる間取りにできればいいですよね。

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